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第8話「煉獄杏寿郎」 ページ9

金色に輝く髪色。
双眸は見開き動向は猫のように細い。



獅子が、出た。



私はその姿に目を奪われていた。
その獅子は降り立ち刀を鞘に収めた。

鬼が枯れ葉のように枯れていく。
首を斬られれば死ぬのだろう。
斬られた頭も跡形もなく消えていく。



「む!すまない、大丈夫だっただろうか!」



その人は私がいたことに気づいていなかったようだ。
視線を感じたのか私を見ると驚いたように近づく。
私に月の光が当たると、その人は見開いている目をより一層目を見開いた。


私が、白子だからだろう。
白い髪の毛、白すぎる肌、青い瞳。
日本人離れした容姿。色素という色素がない。


この人と私はまるで真反対だ。
派手な金色の髪、炎のような羽織。


自分と違うものは惹かれると言うが、
そう言うものも納得できた。



「助けていただきありがとうございました。
なんとお礼を申し上げれば…」

「気にしないでくれ!
だが女子が夜更けに一人で出歩くのは良くないことだな!」



その人はとても大きな声で物事を進めていく。
身体も私より大きくて見上げる首が痛い。

それにしても、この獅子のような人が鬼殺隊なのだろうか。
腰に携えた刀。見た感じ警察でもなさそうだ。



「以後気をつけます。
…お名前をお伺いしても良いですか?
この恩を少しでもお返ししたくて…」



私は手を合わせて見上げる。
その人は少し肩が揺れたが、笑顔のまま私に名前を教えてくれた。

煉獄杏寿郎。
そう名乗った。
名前も私と違い全てが華やかだった。



「煉獄さん…ですね。
素敵なお名前です」

「君は…」



私はそう言おうとした煉獄さんの口元に人差し指を当てた。
言わせない、とでも言うように。
私はクスリと微笑み、煉獄さんから離れた。
煉獄さんは案の定驚いていた。



「…また、お会いしましょう」



私はそう言って煉獄さんに背中を向けた。
暗闇に溶けるように、私はスッと月の光から逃げた。




「…君は、一体…」

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Karen1213(プロフ) - すっごく面白いです!もっと鬼舞辻無惨との絡みがみたいです!!更新楽しみにしてます! (6月30日 14時) (レス) id: 23cf084fd5 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - ナ子。さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (5月14日 20時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
ナ子。(プロフ) - 読ませていただきました。面白い設定なので面白く読ませていただきました('ω') (5月14日 18時) (レス) id: 848e96a0c3 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - Airさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです! (5月13日 19時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - もうふさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (5月13日 19時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:勿忘草 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月12日 9時

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