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第7話「獅子」 ページ8

その鬼は食事に夢中だったのに、
私を見ると食事を止めた。

男の鬼だ。
皮膚ももう変色し、人だった要素はもうほぼない。
だが私は怖くもなくその鬼を見つめていた。



「お食事中ごめんなさい。鬼殺隊を探してるの。
貴方しらない?」



私はコテンと首を傾げれば鬼は目を丸めて止まった。
そして次には大口を開けて私を指差し笑ったのだ。
私はそんな下品な笑い方をする鬼を見つめ眉を寄せた。



「おまえ俺がどんな存在か分かってんのか!?」



鬼はそう言って立ち上がり抑えきれない笑い声を出した。
私はそんな鬼を不思議に思った。
どんな存在って…



「…鬼でしょ?」



鬼以外ないじゃない、なんて付け足せば鬼はまた笑う。
事実を述べただけ、どうして可笑しいの?
鬼は笑い終えると私をビシッと指を差した。
その指の爪は鋭く、喉を切り裂くのはいとも簡単だろうな、
なんて呑気に考えていた。



「お前稀血だな。
匂いだけでうまいな…」

「鬼殺隊はどこなの?」



私は鬼の声を無視してひたすら居場所を聞いた。
でも鬼はニィッと笑いゆらりと私に近づいてくる。
私はそれに怯まず鬼を見つめた。



「その身体、喰わせろぉぉおおっ!!」



その瞬間鬼は強靭的な脚力で上に飛び上がった。
月を背に私に飛んでかかってくるその姿。
私はそんな姿をボーと見つめていた。

鬼殺隊は、何処ってひたすら言ってるのに聞いてくれない。
この鬼は、それどころじゃないんだ。

私は一歩身を引いた。
その時、



ズバッ__!!



鬼の首が、空中で吹き飛んだ。
私はその光景を見ていたけれど、なんとも思わなかった。
それより、その首を斬った姿。

特徴的な眉毛。
金色で、赤が少し混じってる。



獅子が、出た。

第8話「煉獄杏寿郎」→←第6話「鬼」



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Karen1213(プロフ) - すっごく面白いです!もっと鬼舞辻無惨との絡みがみたいです!!更新楽しみにしてます! (6月30日 14時) (レス) id: 23cf084fd5 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - ナ子。さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (5月14日 20時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
ナ子。(プロフ) - 読ませていただきました。面白い設定なので面白く読ませていただきました('ω') (5月14日 18時) (レス) id: 848e96a0c3 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - Airさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです! (5月13日 19時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - もうふさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (5月13日 19時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:勿忘草 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月12日 9時

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