君の反応が知りたくて。[ジョジョ短編集]

仗助がいない時に、いじめられてみた。2 ページ9

……………

「……んっ…」

私は目を覚ました。どうやらまだ生きているらしい。

「あ、あれ…？」

両手を見るが、血がついていない。そして私はいじめっ子につけられた傷が全て治っていることに気づいた。

「……ここは…仗助の…。」

辺りを見渡すと、ここは仗助の家だという事が分かった。
ボロボロになった私をここまで運んできてくれたのだろうか。
という事は、バレてしまったという事だろう。
私は、惨めで情けない自分を憎んだ。

「お、起きたか？A。」

遠くから歩く音と聞きなれた声がする。
私は苦笑いした。

「うん。ありがとう。」

「なあ、何があったんだ？お前、血だらけになって倒れてたからよぉ…。」

仗助は、ベッドに近寄って心配そうに私の顔を覗き込んだ。
彼の真っ直ぐで綺麗な瞳にの中には、私の悲しそうな顔が見える。
私は仗助に迷惑をかけまいと、自分は笑ってみせた。

「………、い、いじめっ子に…やられてさ…、でも！大した事じゃないんだよ！私が全て悪いからいじめられて…！」

「………違う。悪いのはいじめっ子だろ。Aは悪くないぜ。」

そう言ってくれた仗助に対して、喜んでいいのか悲しんでいいのか分からなかった。
いろんな感情が渦巻いている中で、私は泣きじゃくった。

「だって…！私のせいで、仗助が巻き込まれたりしたら…！」

「俺、そんな弱そうに見えんのか？Aの為なら、俺は何だってやるさ。」

だから泣くな。と仗助はニカッと笑い、涙を拭いてくれた。
私は目を見開いて、仗助君を見つめた。
彼は純粋な目で私を見ている。

「………、寂しかった。…辛かった…。」

「ああ。ごめんな？俺、気づいてあげられなくて…。」

仗助は、泣きじゃくる私をそっと抱きしめてくれた。
彼の体温があたたかい。
私は力いっぱい抱き締め返した。

「絶対、俺が守ってやるから…。」

そう言って、仗助は私の額にキスを落とした。

…………………
結果
仗助によって、いじめっ子はボコボコにされました(
そして前よりも一緒にいてくれるようになりました！

リク☆ リゾットに、休んで！と言ってみた。1→←仗助がいない時に、いじめられてみた。1

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

ラッキージョジョキャラ

康穂

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