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リク☆ ブチャラティに、嫉妬してみた。2 ページ22

「ブチャラティ………!!」

ブチャラティは、男の腕を殴り、私をぐっと引き寄せて抱きしめた。


「痛てぇ…!!…なんだてめぇは!!」

「ブローノ・ブチャラティだ。聞いたことないのか?」

「?!よ、よく考えたら…その名前、聞いたことがあるぞ?!確かお前は……!」

そう男の人が言った瞬間、ブチャラティはふっと微笑んだ。

「それ以上、言わなくていい。」

そして、男を思いっきり殴り、気絶させた。

私はほっとして、ブチャラティを見た。
彼は、少し言いにくそうに私に向かって口を開いた。

「……怪我、無いか?」

「うん!無いよ!…あっ………」

私ははっとして、思わず抱きしめていた手を離してしまった。
そうだ。私は、彼を置いて逃げだしたんだった。

……そう思うと、話しずらくなった。ブチャラティが話しにくそうにしていたのは、このことが原因だろう。

「………えっと、ごめんね…。その、実は…嫉妬しちゃって……。」

私は彼に目も合わせずに、小声でブツブツと話し出した。
そうでもしなければ、話せなかった。

「それで、あんな酷いこと言っちゃった…私って、本当に駄目な彼女だよね……ごめん…。」

嫌われても、重い女と思われても仕方ない。
全て、私が悪かったのだ。

「………A……。」

ブチャラティが私の名前を呼んだ。
いつもより、低くて落ち着いた声だ。

「………はぁ…。お前はどこまで俺を虜にするつもりだ?」

………えっ。
その返ってきた言葉が意外すぎて、私は顔を上げ、ブチャラティを見た。

真っ赤だ。
頬を赤色に染めて、片手で顔を隠している。

「……嫉妬されて、嫌な男はいないぜ?…嬉しいよ。それと、俺もごめん。気づいてあげられなくて…。」

私は目を見開いた。
今、彼の口から出た言葉は、私をとても驚かせた。

「えっ…?重い女とか、思わないの……?」

「思わないさ。……俺は、可愛いなって思うけど。」

そう言ってブチャラティは、再び私を抱き寄せた。
そして、ゆっくりとその大きな手で私を撫でた。

「……っ、ありがとう……。ごめんね…。」

「大丈夫。だから泣くな。……本当にAは可愛いな…。ほら、顔見せろ。」

私の顎を持ち上げて、ブチャラティは静かにキスを落とした。

「……愛してるA…。」

彼のその愛の言葉が、私の耳からいつまでも離れなかった。

…………
結果
嫉妬してみたら、可愛いって言われました。
ブチャラティ可愛い!(

リク☆ ディアボロに、嫉妬されてみた。1→←リク☆ ブチャラティに、嫉妬してみた。1


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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8

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康穂


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琥珀 - とぉっても面白かったです!(^▽^)/五部が、一番好きなので、とても嬉しいです。 (6月17日 10時) (レス) @page41 id: a245033b75 (このIDを非表示/違反報告)
たなかなるま(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます!!承太郎…自分も好きです(( 書かせて頂きます!! (2019年11月3日 16時) (レス) id: 9193e1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - リクエストいいですか?3部承太郎でナンパされてみた、を書いて欲しいです! (2019年10月26日 15時) (レス) id: 6fcf5b5b25 (このIDを非表示/違反報告)
らーめんぷりん(プロフ) - コメントありがとうございます!かしこまりました!書かせていただきます……! (2019年5月30日 22時) (レス) id: 9193e1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
supedoin(プロフ) - リクエスト良いですかぁーーーー!ジョジョの奇妙な冒険3部スターダストクルセイターズで、スティーリー・ダンで、Dキスされてみたを書いてくだしゃあああーい!(この、落ち着け欲望湧き過ぎ君め。アーンパンチo(●゚ー゚●)=○)゚O゚).。・) (2019年5月30日 21時) (レス) id: 70bb7036f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たなかなるま | 作成日時:2018年12月17日 0時

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