君の反応が知りたくて。[ジョジョ短編集]

露伴先生に、私の事嫌い？って言ってみた。2 ページ3

私は、露伴先生の玄関前で足を止めた。
恐る恐るインターホンを押す。

「Aか？また来たのか。まあ、入れ。」

露伴先生は、玄関のドアを開けて、私を中へ入れた。
廊下を歩いている彼の背中は、少し小さく見えた。

「あの、露伴先生。」

「ん。どうした。」

私は、露伴先生の目をまっすぐ見つめて呟いた。

「先生は、私が嫌いですか？」

…………沈黙。
露伴先生の顔は、唖然としていた。
何故そんなことを言うんだ。と言うような顔をして。

「その、いつも態度が冷たい…し、嫌いに…なんじゃないかって…あ、あれ…？」

ただ、理由を話しているだけなのに、何も痛くも痒くもないのに、何故か私の頬からぽたりと雫が落ちた。
涙だ。
露伴先生はぎょっとして、大きな声で返答した。

「ち、違う！Aとどう接していいのかわからないだけだ！だから、決して嫌いではない！むしろ好きだぞ！……あ…」

そう言うと露伴先生の顔が、段々赤くなった。

「え……？嘘…ですよね…。」

ぽろりと私の口から言葉がこぼれ落ちた。
露伴先生は、口をもごもごさせながら目線を逸らして言った。

「ほ、本当だ…。Aの事が好きなんだ。……恋愛対象として、だ。……悪かったな。その…冷たい態度をとってしまって…///」

こんな表情をする露伴先生は初めてだ。
絡まったいろんな感情が解けていく。
私は嬉し涙を流した。

「う…、嬉しいです！私…てっきり嫌われているとばかり思ってましたから…！」

露伴先生は、私を優しく抱き寄せて、涙を手で拭ってくれた。

「……敬語じゃなくていい。もう君は、この岸辺露伴の恋人なのだから…。」

そう言って微笑む彼を見て、私は笑顔で頷いた。



………………………
結果
あなたの事が好きだったようです。恋愛に不器用な露伴先生…いいですね…(

ギアッチョに、甘えてみた。1→←露伴先生に、私の事嫌い？って言ってみた。1

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

ラッキージョジョキャラ

康穂

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