51話 ページ11
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「相変わらずの減らず口だなクソ野郎共」
千「あっれぇ？早気になって逃げ出したAじゃ〜ん元気ぃ？」
万「ほんとだ〜！早気の天才Aじゃん！」
「テメェらに名前で呼ばれたくもねぇよ。えぇっと…あれ？名前なんだっけ？ごめん、興味無さすぎて忘れたよ、自己紹介して貰える？」
千「ムカつく！」
万「ほんとに腹立つ！偉そうにしやがって！」
「こんな公共の場で喚き散らして場を弁えたら？」
怒鳴る2人に呆れて腰を手をやってため息を着いた
静「Aも落ち着いて」
「落ち着いているよ。
ドッペルゲンガーのどちらがどちらか全く分からない双子達に場を弁えろと言っただけ」
静弥に咎められたけれど私は注意をしただけなので反省はしていない
本「何を揉めているんですか！」
先を歩いていた先頭の方が振り向き双子を注意した
万「なんでもないっすよ部長」
どうやら、部長の様だ
この双子に苦労しているだろうなぁ…ご苦労さまです
遼「部長って桐先の…？」
七「知り合いなの？」
遼「一応…」
愁「千、万」
あれ…あの人って貴公子って呼ばれてる藤原愁
実物を見るのは初めてだけど…凄い顔が整っている人だな
愁「そこまでにしておいた方がいい。
本村先輩、2人は彼らが俺の知り合いなのに気づいて挨拶してくれた様です」
本「知り合い？」
愁「中学部時代の同期ですよ。
先輩もご記憶ありませんか？」
本「中等部の…」
愁「久しぶりだね、静弥、湊」
藤原愁は静弥と湊に話し掛けた
2人とは中学時代仲良かったんだろうか。でも少しだけ空気が重い
湊「愁…」
静「久しぶり愁」
静弥は藤原愁から湊を隠すように笑いかけた
愁「相変わらず静弥は湊の騎士を務めているのかい？湊だけじゃなく君まで別の高校を選んだ時は驚いたよ」
藤原愁はそんな静弥に笑いそう話した
静「相変わらずは愁の方だろ？この間も20射皆中を決めたって聞いたよ。
貴公子の名は健在だね」
愁「そんな俗称に興味は無いな」
本当に興味が無いのかどうでも良さそうにそう言った
愁「湊は今日の個人戦には出場するのかい？」
湊「明日の団体戦だけだ」
湊は首を横に振りゆっくりとそう藤原愁の言葉に返した
愁「じゃあ戦えるのは明日か
残念だが楽しみだ」
藤原愁は楽しみそうに笑った
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スイ(プロフ) - 沙絢さん» ありがとうございます！学校の方が始まり更新があまり出来ませんが気長に待って頂けると幸いです！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
沙絢 - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます(^^) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 0dd7d43814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年1月7日 16時
