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第7話 強さの度合い ページ9

「本当にいいのかい?」

「いいから」

「本当に?」

「…大丈夫だから早く」



昼下がり
四人で行動するのにも慣れてきて五条と私で過ごしても軽口を叩く様な間柄になった頃
夏油と五条が大喧嘩を繰り広げ仲が深まった頃
不安気な夏油を他所に軽く屈伸運動をする私を面白そうに五条は見ていた。


事は昨日の昼まで遡る


『傑体術弱くね?』


四人で昼食をとっている時にその話は始まった。
五条は明確には私を認めていないのか当たりが強いがその辺は割愛する。


この間も五条に負けていた。
式神使い─夏油は呪霊を操る為式神では無い─にありがちな近接の弱さは徐々に浮き彫りになり始めていた。


『昔から鍛錬していた悟と一緒にしないでくれ』


困ったように笑いながら夏油は言うが本人でも理解しているのだろう、少し落ち込んでいるように見える。


『マジな話、八千草よりも弱いんじゃね?まっ、俺より断然弱いけどな!』


嘲る五条を他所に私は手持ちの本を開いた。ご飯は先程食べ終えたし硝子も硝子で先程フラリと消えてしまった。恐らく煙草補給だろう。


『は?』

『……』


聞き流せば良いものの意外と煽り耐性が低い夏油は苛立たしげに私と五条を交互に見る。


『何だよ』

『Aは女性だ。流石の私も怒るぞ悟』

『此奴が女?冗談だろ』

『表に出ろ悟』


今にも一触即発な彼等にため息をつく。
正直な所、どちらでも良いが本音である。


『寂しんぼかよ!おい八千草お前勝てねぇの?』

『…勝てるよ』


そういえば満足気に笑った五条と不安気な夏油が私を見ていた。


『じゃ、明日手合わせな』


御機嫌そうに五条はポイとゴミ箱に空き缶を放り投げた。

そして現在に戻る。

第8話 勝負の行方→←第6話 私達と夏油の認識



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設定キーワード:呪術廻戦 , 夏油傑   
作品ジャンル:アニメ
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卯月@スイ(プロフ) - ナッツさん» コメントありがとうございます!!がんばりますね! (1月20日 7時) (レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - ニヤニヤしながら見てしまいました(^^)更新楽しみにしていますっ! (1月19日 22時) (レス) id: 528660073f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月@スイ | 作者ホームページ:http://weareasas  
作成日時:2021年1月14日 15時

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