世界で一番、愛おしい10年後の弟へ送る手紙 (ページ24)

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うページ24

「おい！こいつはいい商品なんだ！殺すなよ」

「へぇ？誰の弟が商品だって？」

上の窓から私は飛び降りた
本当はもう少し様子を見るつもりだったけど殴られた勝己を見ていても経っても居られなくなった

「勝己、少し待ってなさい」

私は個性を使い敵を蹴散らした

「勝己遅くなってごめんね
怖かったでしょう？」

「こ、ここ怖くねぇよ！！」

「よし！通報はしといたし帰りますか！」

私が立ち上がった瞬間の事だった

「･･･！！勝己危ない！」

男が銃口を勝己に向けた
ﾊﾟｧﾝ!!と発砲

私は勝己を庇い撃たれた

「か、つき･･･だいじょうぶ？」

「ね、ねぇちゃん･･･？」

「ケガは･･･なさそうね。よかったぁ･･･
少し離れて･･･？」

大丈夫まだ立てる

勝己が離れると私は男を最大火力で吹き飛ばした

ビキッビキッとミシミシッと音を立て
そのまま倒れた