眼を開けて【学園文スト・ホラー】《中原中也》

八坂家紹介 ページ12

八坂家は関東付近一帯を担う大規模な退魔四家の一つ。

旧姓は「阿倍」。

阿倍晴明直結、又は側近の血筋を引く。

呪物のお清め、悪習の根絶、危険な儀式の取り締まり、お祓いなどを生業としている。



使用人

伊織(いおり)

八坂家の本邸に住み込みで働く使用人の青年。21歳、186cm。
黒髪で前髪は長く、後ろ髪も長く、一つに括っている。黒いハイネックの服に、黒っぽいジーンズを履いている。
あまり多くを語らず、無口なのは、彼の家系に昔かけられた呪いで『言葉』という概念をほぼ失っているため。
本当なら彼は呪いを受け継がなかったのだが、悪習と化した決まりで喉を潰されてしまっているため、喋れるとはいえ、とても小さく、か細い声になってしまっている。
優しい2歳年下の恋人がいるらしい。

料理が得意で、一度作らせると止まらない。

得意なのは弓術。矢の先端に効果のある護符を設置して射る。
藤乃曰く『百発百中』らしい。



局(つぼね)

八坂家で乳母子として暮らす女性。27歳、168cm。
黒髪を簡単に結い上げ、簪を挿している。明るい色の着物に、袴を履いている。
ハキハキと物事を語り、家事や幼い子供の面倒、教育を全て荷う。
藤乃や伊織を本当の子供のように可愛がっている。
何かと不便な伊織に筆談用のメモ帳をプレゼントしたりしている反面、武芸に秀でているため、武術を仕込んだりもしている。
霽雲曰く『八坂家の女傑(恐)』。

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