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ゆっくりとベッドに腰掛けると
ズシッとマットレスが沈み、
糸がピンと伸びた反動で動くように
緊張してビクッとなる。
涼太くんとの距離は30cm。
『座ったよ?』
そういうと、私の方を見つめて
その目を逸らさないまま
私の頬へ手を差し伸べ
指先、手のひらとどんどん触れる面積は多くなって
涼太くんの大きな手で私の顔は包み込まれた
そして、手はそのままにして親指で私のまつげに触れる
涼太「A、まつげ長いね」
『そう、、、かな?』
涼太「触っててめっちゃきもちいい」
『まつげが?』
涼太「うん笑
でも、ほっぺもスベスベできもちいい」
そう言って私のほっぺをひっぱって
涼太「びよーん笑」
『りょうたくんやめてくだはい』
涼太「めっちゃ伸びる〜笑」
私のほっぺをひっぱる手は
次は鼻へ移動
鼻筋をなぞってそのまま鼻の先をつままれた
涼太「やっぱ鼻、、亜嵐くんの面影あるよね〜」
『それよく言われる!』
そういうとクスって笑われた
『なんで笑うの!?』
涼太「声が変 笑」
『涼太くんがつまんでるからじゃん!!』
涼太くんは笑ったまま私の鼻をつまむのをやめ
また私を見つめる
もちろん私も涼太くんを見る
でも照れくさくって
思わず笑みがこぼれちゃう。
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Ritsuka(プロフ) - わたあめさん» わたあめさんコメントありがとうございます!最高に嬉しいお言葉です!!期待にお応えできるような作品になるよう頑張って書いていきます!! (2017年9月30日 23時) (レス) id: ea33a58a10 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - このお話すごい好きなのでこれからも頑張ってください!! (2017年9月30日 22時) (レス) id: 6f9593d8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ritsuka | 作成日時:2017年8月10日 20時