A present as 0 centimeters ページ28
Aside
ホテルに着いて荷物を置いて、ちょっと街をふらっとして、ライブ会場に入って音響機器並べて、会場内の準備とかのお手伝いをして、ホテルに帰ってくるともう夜の10時。
眠い。普通に眠い。
部屋について落ち着いてスマホの画面を見ると、涼太くんからLINEが来ていて、あまりにも驚いた私はベッドにスマホを投げつけてしまった。
そして恐る恐るLINEの内容を見てみると、
"仕事お疲れ様!
ちょっとライブのことで話したいことあるから10:30くらいに俺の部屋来れる?"
10:30って、、、あと30分しかない!!、
やばい!!こんな汗ベタベタで会えないよ!
でもとりあえず行かないと!!
涼太くんに 了解です!! って送って
急いでシャワーを浴びて、白のツアーTシャツ着て部屋着のズボンを履いて、髪の毛は乾かしきれなかったからお団子にして部屋を飛び出した。
私はシングルの部屋で涼太くんはツインの部屋に泊まっているから階が違う。エレベーターを待つ時間も惜しかった私は急いだ階段を駆け上がり涼太くんの部屋に向かった。
部屋の扉の前に立ち、少しドキドキしながらベルを押すと、
涼太「あ、入って」
さっきまでお風呂に入っていたのか、涼太くんもまだ乾ききれてない髪のまま扉を開けてくれた。
『なにかこの間のライブでマイク困ったことあったかな?』
涼太「え、全然大丈夫だよ」
『あれ?ライブのことで呼んだんじゃ、、、』
涼太「ごめん、うそ。
ただ、、、、
22歳、最後にAに会いたいなと思ったから。」
『あ、そっか!明日誕生日だもんね!
おめでとう、涼太くん!』
涼太「ありがと
ごめん、変なことで呼んじゃって」
『ううん、全然いーよ!
でも、私誕生日プレゼント用意できなくて…
今日名古屋でちょっとふらっと買い物してたけど何が欲しいかとか聞いてなかったからわかんなくて、、、、』
涼太「その気持ちだけでも十分に嬉しいよ」
『私がもっと気の利く人だったらな…
もっと早くから用意しておけばよかった』
そう少し後悔してたときだった
涼太「ならさ、、、
今、プレゼントもらっていい?」
『え、私今何も持ってないよ?』
涼太「いーからいーから」
そう言って涼太くんはベッドに腰をかけ
隣をポンポンと叩いて
涼太「ここに、、座って?」
濡れた髪が色っぽい涼太くんに
ドキドキしながら、
涼太くんの横に腰かけた。
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Ritsuka(プロフ) - わたあめさん» わたあめさんコメントありがとうございます!最高に嬉しいお言葉です!!期待にお応えできるような作品になるよう頑張って書いていきます!! (2017年9月30日 23時) (レス) id: ea33a58a10 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - このお話すごい好きなのでこれからも頑張ってください!! (2017年9月30日 22時) (レス) id: 6f9593d8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ritsuka | 作成日時:2017年8月10日 20時