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やってきたのは、
初めて2人で来たカフェだった。
涼太くんは安定のブラックのコーヒー。
私はカプチーノを頼んだ。
涼太「めずらし、カプチーノなんて」
『そうかな?』
涼太「いつも甘いパフェ食べてるイメージしかないから。甘いのが好きなのかなって思ってた」
涼太くんのいう通り、私は甘いものが好き。
苦いものはあんまり好きじゃない。
涼太くんとこの店に来て以来、ここのイチゴパフェが気に入った私は何度かお店に来ていた。
数回くらい来た時だったかな、
隣の人が飲んでいるふわふわとした泡の乗ったカプチーノのから目が離せなくて、
コーヒーだから飲めないかなと思ったけど
勇気を出して、カプチーノを頼んだ。
初めて飲むカプチーノ。
一口飲んだ時は苦いと思ったけれど、
すぐに甘さがやって来て、
最後はほんのり甘い香りが口に広がる
何かに包まれたかのように優しい味。
そんなカプチーノを一口飲んで、
心を落ち着かせて、、、
『あのね、涼太くんに伝えなきゃいけないことあるの。』
すると涼太くんは
涼太「どうした?」
って優しく聴き返してくれた。
涼太くんの微笑みも、
このカプチーノみたいに
私をホッとさせてくれる。
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Ritsuka(プロフ) - わたあめさん» わたあめさんコメントありがとうございます!最高に嬉しいお言葉です!!期待にお応えできるような作品になるよう頑張って書いていきます!! (2017年9月30日 23時) (レス) id: ea33a58a10 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - このお話すごい好きなのでこれからも頑張ってください!! (2017年9月30日 22時) (レス) id: 6f9593d8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ritsuka | 作成日時:2017年8月10日 20時