貴族の恋愛《お前は俺のモノ》

第42話 ページ45

貴方side


貴「お父様は私を、誰かの花嫁にしたくて、ここに住ませてくれてる。
あなたと付き合ったら、私はここにいる意味がない。私は、みんなといたい。」





貴「一緒に居たいの、でも付き合ったらここには来れなくなる。」





隼「……それがAの答え？」




貴「…今は…そう。」




隼「…分かった。…考える。」





考えるって…何を？私はもう…



答えは出たはずなのに…





独りの部屋



私は鏡を見る。





貴「………そろそろ……いいんじゃない？」









・









パリンッ！









・







私は拳で鏡を殴り、



全ての破片が散った。








・








破片は、腕や肩に刺さる。









・









貴「……もう…いいでしょ？」

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