貴族の恋愛《お前は俺のモノ》

第12話 ページ14

・・・

龍「Aちゃん？」



貴「何ですか？」



龍「父が、Aちゃんを呼んでたんやけど、

今夜、家に来れへん？」





貴「お父様に！？家！？」





ってことは、王の息子！？




龍「ええ？」




貴「はい！もちろんです！」




龍「ありがとな、じゃ、

夜、会社の玄関で待ってて。」






ヤッバ…




そんな偉い人に私が会って、いいの…？




いいんだよね…





いいから言ってるんだよね！？←







・・・



夜


玄関で待っていると、すごく大きな、

車が私の前で止まる。




ん？この人、ドライバーかな？




召使い「どうぞ、お入りください。」



貴「あっ、はい！」





中には、本当リムジンみたい…！！




龍「待った？」




貴「いえ、待ってませんよ。」




龍「となり、来てええで。」





私は、龍友さんの隣に座った…




すごく、いい匂いがする！






何だろ…




香水なのかな？






龍「どしたん？」




貴「いやあの、いい匂いするなって思いまして…」




龍「汗臭くない！？」




貴「そんな事ないですよ！」




龍「ほんま？良かった…」






1回家に帰ったのか、


龍友さんは、私服に変わっていた。





すごい、オシャレなんだな〜〜





召使い「着きましたよ。」



貴「龍友さん、ありがとうございました！」



龍「うん、プライベートでは、下の名前で

いいからな？」





龍友さんと、庭に行くと…





貴「えっ！？」





これが家！？




どっかの大統領の家みたい！！





すごい！別荘だよ、もう…





ここに住んでるなんて…





龍「さ、入って。」




貴「お邪魔しまーす…？」





玄関を上がると、






まぁご想像におまかせします。←




とにかくすごいんです！豪華で！






涼「Aちゃーん！待ってたよー。」




亜「兄さん、手、出してないよね？」




龍「こんな短時間で出せへんよ笑」





家では、タメ語なんだ…




隼「どうもぉ！！召使いの小森でーすっ！」




貴「隼くん！？」




涼「ここでは、召使いをしてもらってるんだよ。」




隼「会社に入るまで、ここの召使いだったからね！」




貴「そうなんだ！」




隼「はい、上がってください〜」





リビングまで行き、椅子に座った。




隼「父上様は、もう来てるそうです。」




ガチャっ




父「君が、園花さん？」

第13話→←第11話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す