妖柱8匹 ページ8
……………
え
何言ってんだこの鬼
「頭……おかしいんじゃないの…?」
何故、その発想になるのか理解できない
柱にも居ない類を稀に見る飛び抜けた馬鹿だ
「おかしい?何故だ、男ならば殺せばいいがお前は女……夫婦となり子孫を残すこともできる」
「いや……ますます理解できない……子孫を残す必要性もわからない」
「俺らの間に生まれた子だぞ?素晴らしい才能を持つに違いない……沢山産めば産むほど俺は自分を高められる!」
「…………は?」
「その素晴らしい才能を持つ我が子と戦う事で、俺がまた強くなれると言っているんだ」
「自分の子供と……戦う?」
「………?
あぁ、それ以外何の目的がある」
こいつマジで、イカれてる………
んでもって
とてもムカつく……!!!
私は、この狭い空間に居るのにも関わらず2つの鉄扇を勢いよく開いた
「煉獄さん宇髄さん…危ないので避けてください!!!」
「…了解した!」
「おぉ!!」
『妖の呼吸 参ノ型 雪女郎(ゆきじょろう)』
そう言って持っている鉄扇を縦に大きく振るうと物凄い勢いで鋭いトゲのついた氷と化していく辺り一面
その氷の中には猗窩座の下半身も巻き込まれていた
「なるほど…妖怪の使う技を使えるのか…!」
しかし猗窩座は動きが封じられているには関わらず笑顔で私の技を分析する
その顔はまさに至福といった様子
なんてムカつく顔なんだ
「宇髄さん、今のうちにお願いします!!」
「任せろ!!」
私の後ろから飛び出した宇髄さんはそういいすぐに猗窩座の首にめがけて2つの刀を振りかぶった
「散々頭にくること言い散らかしやがって!派手に殺してやるぜ!!」
宇髄さんの刀は特殊
爆発できる仕組みになってるからしくじってもある程度の傷は付けられるはず
「オラァ!!!」
真っ直ぐと首に吸い込まれていく全身の体重をかけた刀
しかし
((ミシィ!!!
「邪魔だ退け」
「な…」
((ズシャァァ!!!!!!
猗窩座はいとも簡単に刀をふたつまとめて片手で掴むとそのまま横に宇髄さんごと吹っ飛ばした
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月10日 14時) (レス) @page22 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年8月26日 18時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - イメ画上手ですね。 (2020年6月28日 8時) (レス) id: 053924f0e5 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 無惨様怖っ、更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年6月21日 19時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ナタデココさん» 誤字すみません至急なおしますm(_ _)mご指摘ありがとうございました! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爆音小僧 | 作成日時:2020年6月1日 21時