妖が17匹 ページ18
『『!?!?』』
皆がいっせいに胡蝶の方を見て、目を見開く
「それは本当か!?胡蝶!!」
「ゆいの屋敷は何処だァ!?今すぐ案内しろぉ!!!」
未だに煉獄の胸ぐらを掴んでいる不死川は今すぐにでも屋敷に行きたいとでもいうように今度は胡蝶の胸ぐらをつかもとするが
ヒラリとそれをかわす胡蝶
そして、すぐ隣にいた伊黒と宇髄、甘露寺も
「凄いわしのぶちゃん!!早くゆいちゃんの屋敷に行きましょう!!」
「派手によくやったぞ胡蝶!!俺に任せれば一瞬で屋敷につける!!!」
「お前は黙っていろ、屋敷には俺と甘露寺で行く」
と喜んでいるが
またもネチネチと伊黒に説教されるはじめる宇髄
そして、皆また各々言いたい事を言い出して何を言っているか分からなくなった時
それらをみていた悲鳴嶼が、パァン!!と持っていた数珠を両手で叩いた
「みな少し冷静になれ………まだ屋敷にゆいが帰ってくると決まった訳では無い………そして、仲間割れをしている暇があるのなら打開策を考えるのだ」
涙を流しながらいったそと言葉に、皆揃って口を閉じた
「悲鳴嶼さんの言う通りだよ、いつもなら皆もっと冷静なはずだ…」
「…………」コクン
時透と冨岡も静かに共感
「そ、そうね!ゆいちゃんのことになるといつも判断力がかけてしまって恥ずかしいわ!!もう少し冷静になりましょう?」
「…………チッ、しょうがねぇな……それでぇ?屋敷には誰と誰が行くんだァ?」
「ここに残って待機するものも決めなくてはいけないな!!」
「あと派手に探索する奴もだ」
悲鳴嶼の一喝で冷静になった皆は、甘露寺をはじめ今度は冷静に話し始めた
「とりあえず、みなさんのなかにゆいの屋敷の場所を知っている人はいますか?」
話し始めた皆に胡蝶が問いかけると
バッと2人が手を挙げた
「はい!私知ってるわ!!」
「俺も知ってるぜ!!派手にデカすぎる屋敷だろ?」
甘露寺と宇髄が堂々と挙手して目を輝かせている
「おいちょっと待て!!!甘露寺はともかくなんでテメェのが知ってんだよ!!!ゆいに何しやがった!?」
「あぁ?なんだよ不死川、男の嫉妬は見苦しいぜ?」
「質問に答えろ!!だいたいてめぇはいつもゆいに近すぎんだよ!!もっと離れて話せ!」
そういって宇髄の胸グラを掴んで殴ろうとすると
「南無………」
バキッと悲鳴嶼に殴られ喝を入れられる不死川であった
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月10日 14時) (レス) @page22 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年8月26日 18時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - イメ画上手ですね。 (2020年6月28日 8時) (レス) id: 053924f0e5 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 無惨様怖っ、更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年6月21日 19時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ナタデココさん» 誤字すみません至急なおしますm(_ _)mご指摘ありがとうございました! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爆音小僧 | 作成日時:2020年6月1日 21時