妖が16匹 ページ17
『バカヤロォ!!!!!!!!!!!!』
一方、煉獄及び宇髄が帰った蝶屋敷では怒りに狂った不死川の怒号が鳴り響いていた
「テメーらそれでも柱かァ!?あぁ!?ふざけんじゃねぇぞ……!!なんでゆいを見殺しにしたぁ!?!?」
もはや手の施しようがないほどに暴れている不死川をやっとの思いで羽交い締めにしている悲鳴嶼も涙を流しながら「許しがたい行為だ………」と怒りをあらわにしている
「ッ……柱として不甲斐なし、全く不死川の言う通りだ」
「……あぁ…派手に後悔しかないぜ」
包帯をあちこちに巻いている宇髄も煉獄もかなり後悔している
そして、それを少し遠くから眺めている甘露寺と伊黒も
「でも、どうしよう…このままじゃゆいちゃん、鬼にされるか食べられちゃうかのどっちかじゃない。早く助けに行かないとだわ」
「甘露寺の言うとおり、上弦の鬼に連れていかれた以上早く見つけなければ危険。だいたい煉獄と宇髄が着いていながらなぜこうなるのだ………ネチネチネチ」
と冷や汗を垂らして焦っている
そんななか唯一冷静な冨岡と胡蝶、時透は御館様に鎹鴉を飛ばしどうやって助ける試行錯誤中だ
「今、御館様に鴉を飛ばしたからすぐに返事が来ると思うよ。そっちはどう?」
「ありがとうございます、そうですね…まずはゆいが何処に居るかですけど……上弦の鬼じゃ痕跡なんか残してませんよね……」
「…………書物」
「なんですか?冨岡さん」
「ゆいが鬼の書物と言っていた」
「………冨岡さん、もう少し分かりやすく言ってくれませんか?それじゃあ意味が分かりません」
「……………家に代々伝わる書物は、鬼の資料ばかりで他の妖怪のことは極わずかしかなくおかしいと言っていた……
だから、もしかしたら鬼に書物を取りに行かされるかもしれないと言おうとした…」
「な………!!なんでそんな大事な事をもっと早く言わないんですか!?」
「………分からなかった(言うタイミングが)」
「分からないのはあなたの頭の中ですよ!!皆さん聞いてください!!!」
少し見つかる希望が見えたところで胡蝶は
不死川に殴られている煉獄や、伊黒にネチネチと説教されている宇髄らの所に走っていき
「喧嘩なんてしてる場合じゃありません!!聞いてください!!!」
といい、バシッと不死川を殴ると
「もしかしたらゆいの屋敷に本人が帰ってくるかも知れません!!!」
と、大声で言った
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月10日 14時) (レス) @page22 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年8月26日 18時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - イメ画上手ですね。 (2020年6月28日 8時) (レス) id: 053924f0e5 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 無惨様怖っ、更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年6月21日 19時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ナタデココさん» 誤字すみません至急なおしますm(_ _)mご指摘ありがとうございました! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爆音小僧 | 作成日時:2020年6月1日 21時