妖が15匹 ページ16
「あの…そこにいる無惨、様?は青い彼岸花を探していらっしゃるようで」
「だからどうした、喋るな。不快だ」
即答で不快とか言われた
え、鬼に喋るなって言われるとかこっちが不快
「いやだから、青い彼岸花なら私の家系に代々伝わる書物に乗っていたから分かるかもといいたかったんだけど……不快ならいいです」
わざといい話を匂わせ突き放す
所詮は鬼、この話にまんまと乗ってくるはず
ふふふ、無惨のヤツめ目なんか見開いちゃって驚いてるわ
手も伸ばしてどんだけ彼岸花が欲しいんだか………
え、手を伸ばしてる?
((ガシッ
「…顔を……顔をよく見せろ!!!」
「…………は?」
「黙れ!!いいから見せるんだ!!」
私の肩をガシッと掴むと、これでもかと顔を覗き込んでくる無惨
ちょ、なんでいきなり私の顔なんか…
「む、無惨様?」
いきなり私を奪い取られた童磨もかなり驚いている
猗窩座はそれ以上に驚いているが
私は猗窩座の100倍は驚いてる
「お前、姓はなんと言う…?」
「……え、藤堂」
「…………まさか陰陽師か?」
「……はい…一応」
その驚いている私をよそに次々と質問を繰り返す無惨
一体なんなんだこいつは
「そうか…藤堂家の陰陽師か!!
やっと!!やっと見つけたぞ藤堂!!!」
「……はい?」
「猗窩座良くやった!!!偉いぞ!!!藤堂…まさか鬼殺隊にいるとは思わなかった…!!」
「あ、あの……私の家とあんたと何か繋がりでも?」
1人で興奮している無惨にそう聞くと、嬉しそうにこっちを見て
「当たり前だ、藤堂家と言えば私を鬼にした医者が所属していた陰陽師家。その末裔を私は何年探したことか!!」
……えー、そんな繋がりがあったのー
どうりで鬼の書物が多いわけだよ、一般的に鬼は妖怪の分類に分けられるから偶然かと思ってたけど
まさかまさかの私の先祖が無惨の生みの親…
御館様や柱の皆さんになんて言えばいいんだ……
そんな事を思っていると
「藤堂、お前が藤堂家の末裔と分かった以上殺す訳にはいかない」
と掴んでいた肩を離してそう言いい次の瞬間爆弾発言をした
「ただし、お前には上弦の鬼として我々と一緒にいてもらう」
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※この作品は作者のただの二次創作であり、本編に藤堂家などは一切出てきませんm(_ _)m
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月10日 14時) (レス) @page22 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年8月26日 18時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - イメ画上手ですね。 (2020年6月28日 8時) (レス) id: 053924f0e5 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 無惨様怖っ、更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年6月21日 19時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ナタデココさん» 誤字すみません至急なおしますm(_ _)mご指摘ありがとうございました! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爆音小僧 | 作成日時:2020年6月1日 21時