25 ページ26
「ただいまー」
『あっ、すばる！！』
「うわ、」
Aは玄関に走ってきたあと
俺にすごい勢いで飛びついてきた。
『すばる〜』
「ふは、なんやねん」
『久しぶりのすばるの匂い』
「たったの2日やけどな笑」
『あたしは寂しかったの！
すばるは寂しくなかったの？』
「そんなん、寂しかったに決まっとるやん？」
『ふふ、嬉しい、』
ふたりでリビングに向かう時に
『あたしね。すごいんだよ』
「ん？」
『寂しくてもね、だーれも家に呼ばなかった。』
「おん。えらい」
『でしょ？まぁ、でもヤスくんとは毎日連絡取ってたけど笑』
ヤス…
「あ！そや！」
『え、なに』
「あ、いや…」
昨日大倉から聞いた話を
話そうかと思ったけど
何故かためらってしまった。
『なんだよ〜笑』
「Aさ、結婚したい？」
『え？』
Aはきょとんとした顔で俺を見てきた。
そしたらすぐ
「したい」
って。
迷わずAはそう言った。
「そうやんな」
『あ、でもすばる？』
「？」
『すばるが落ち着いてる時でいいよ。
今すぐにとは言ってないから、すばるのタイミングで、焦らなくていいよ』
顔を見ればわかる。
ほんまは結婚を今すぐにでもしたいやろう。
それでも、強がってそんなこと言うAを見て
俺は泣きたくなった。
それと同時に
こんないい女彼女に出来てホンマによかったって
心からそう思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふぅりん(プロフ) - つばしゃんさん» 本当ですか！嬉しいです^^ わたしも大好きな曲なんで楽しく書かせていただいてます！もう少し続くのでぜひ最後まで楽しんでください！ (2018年7月4日 18時) (
レス) id: 8d52eb5ac9 (このIDを非表示/違反報告)
つばしゃん(プロフ) - 大好きな曲が元になってて、とても楽しく読ませていただきました！ (2018年7月4日 8時) (レス) id: 7b798517c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぅりん | 作成日時：2018年5月19日 22時
