二十六話小竜side ページ29
その日の夜、僕達は、審神者が眠ったのを見計らって、本丸を出た
行先なんて知らない
でも助かるならなんでもしたい
もっと遠くへ
もっと、もっと
本丸が見えないくらい遠くへ
着いた先は、神社だった
運命だったのかも、しれない
多分、これは、神様のイタズラなのかもしれない
神社の名前は
｢長船神社｣
僕達の刀派は
｢長船｣
運命だ
あれ、どうして僕、こんなに返り血がついているんだろう
あぁ、そういえば
ここに来る前に
審神者を羽交い締めにして、小さな刀で半殺しにしたんだった
殺しはしなかった
でも、あの様子だと
もう死んでる
きっと苦しんで死んだんだろう
後悔はしていない
これで僕達は助かった
ここで暮らそう
こんなに心が清々しいのは初めてだ
でも、このしあわせはあまり長く続かなかった
この神社に来てからだろうか
僕達に能力が備わった
燭台切が神社から人を眺めていた
どこを見ているんだろう？
目線を辿ると
小竜｢？！｣
アイツだ
包帯だらけで、松葉杖をついている
遠目でその状態でも、憎いアイツが見えた
審神者だった
燭台切が審神者を憎い目で見た時
審神者が肉の塊になった
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咲雨缶(プロフ) - seiryu1925さん» 小豆はもうすぐ活躍させる予定です！ありがとうございます!! (2019年1月5日 0時) (
レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
seiryu1925(プロフ) - 多分今まで読んだ中で話がまとまっててストーリー生があって、小豆の出番がもう少し欲しいですが…更新楽しみです！ (2019年1月5日 0時) (レス) id: 4055c92d4d (このIDを非表示/違反報告)
咲雨缶(プロフ) - seiryu1925さん» ありがとうございます!!内容がゴチャゴチャしているのにこんなコメントをいただいてとても嬉しいです！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: fece33fa52 (このIDを非表示/違反報告)
seiryu1925(プロフ) - これいい話すぎです！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: 4055c92d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲雨缶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hq/inmy/
作成日時：2018年12月24日 21時
