【wrwrd】感情のない少女が好きすぎる幹部達の狂ってる日常【zm】

極秘管理ファイル10ー夏祭りー ページ25

僕が募集企画したら来てくれる人って居ますかねぇ…
あっ、次は魔法使いパロ(またの名をハリポタパロとも言う)にしたいなぁと…
魔法使いパロしたくなって…





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夏祭り当日、ひとらんらんから浴衣の着方を教えて貰ったらしいAは自分で着てからゾムの着付けのもやるのであった。

「ふふっ、A、似合っとるな。」

浴衣でぼんやりと立っていたAに頭を撫でながらそう言うと、嬉しそうに擦り寄ってくる。

『隊長…も、かっこいい。』

真っ直ぐに見ながら言うAに一体誰にそんなこと吹き込まれたんだ…と思いつつ

「ん。ありがと。」

と言うとじっと見てもう1回

『かっこい。』

と言う。

「わかった…わかったからやめてぇや…。」

ゾムが赤くなってAの口を抑えるとAはちょっとムッとした感じでそっぽを向いた。




「じゃあ、行こか。」

Aに手を差し出すと、Aはじっとゾムの手を見たあとゆっくりと手を繋いだ。

辺りは赤く染っており、後ろから夕陽が照っている。

「こっちの方であるらしいで。」

のAの手を引いてロボロが用意してくれた地図の場所に行くと、そこにもたくさんの人がいた。

「やっぱ夏祭りってやつにも人がいっぱい来るんやな…。」

ゾムがボソッと呟いた言葉にAもこくんと頷く。だがまぁ、報告の義務がある(Aの見た映像がそのままロボロ達に伝わる)ので色々なところを見なければならない。ゾムははぐれないようにAの手を握る力を強めると、人混みの中に歩き出した。

りんご飴に焼きとうもろこしに焼きそばに、チョコバナナにわたあめ。

見える範囲だけでもすごい種類の屋台があり、主に食べ物系を売っているようだった。食べ物系以外にはヨーヨー釣りや金魚すくい、ゴムボールすくいや射的、お面を売っているところなど楽しそうな遊びも沢山ある。

これは確かに人が集まってもおかしくないなとゾムは思うのであった。

とりあえずお腹すいたので、まず焼きそばと焼きイカ、焼きとうもろこしに焼き鳥をそれぞれ2個ずつ買って人通りの少ない場所に向かう。

Aは焼きとうもろこしを興味深そうに見てちょっとかじっていた。残りはゾムのお腹の中に収まったのであった。

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