続き ページ43
かき氷を食べ終わった後、部長さんとシャオロンくんとゾムくんは楽しそうに海の方に走っていった。その後ろを保護者の様な感じでついて行くロボロくんとエーミールくん。鬱くんとチーノくんもトントンくんに監視されながら海の方へ歩いていった。
他の人よりかき氷を食べるが遅れている私とそんな私に合わせてくれている塩戸くんは置いていかれて…必然的に2人きりになる。
『頭キーンってする…』
「先輩にはこのかき氷、多かったんですかねぇ。」
『みんな食べるの早すぎだよぉ…。あっ、またキーンって…。』
本当はみんなに置いて行かれないようにさっさと食べようとしてたんだけどね…キーンとして食べるの遅くなったよね。
「別に無理して食べんでもええんとちゃいます？かき氷って溶けたら液体やし。」
『ん…やめとく。これ以上はお腹壊したらいけないし…。』
「そうッスね。…ほら、先輩それ貸して。」
かき氷を言われた通り塩戸くんに渡すと塩戸くんは私が残したもはや液体のそれを飲んだ。あれ…関節…キスってやつじゃない？意識してしまってまた赤くなってしまう私に
「先輩ってすぐ赤くなっちゃいますね。そんなとこも可愛いんすけど…。ほら、ゴミ捨てて俺達も海の方行きましょう。」
と悪戯っぽく笑いながら塩戸くんは言った。何か、ここに来てからドキドキさせられてばかりな気がする。
『…塩戸くん…心臓が持たないのでかっこいいの控えてください…。』
人のいないゴミ箱の方でようやく落ち着いた私がそういうと、塩戸くんの方から溜め息が聞こえてきた。
「…先輩の方こそ、わかってます？俺がどれだけ我慢してるか。」
壁の方に詰められていわゆる壁ドンって言うやつをされながらそう言われる。塩戸くんの方を見ると
「…そういう所っすよ…。」
ともう1回溜め息をつかれた。そのまま顎を持たれて近づいてくる塩戸くんの顔。ぎゅっと目を瞑るとチュッと優しく、触れるだけのキスをされる。目を開けて塩戸くんを見ると、ほんのり顔が赤く染っていた。
「何ていう顔してるんですか。これ以上のこと、してもいいんすか？」
慌てて首をブンブン振りながら
『ここ、外だよ！？』
と言うと、
「誰も見てませんよ。…まぁ、今回はこれくらいで我慢してあげますけど、これ以上可愛い事して来たら自制できるかわからないですからね。」
塩戸くんの顔が見れなくなって海の方に行った時他の人達にからかわれたのは言うまでもない。
海水浴ここまでにします！
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しらたまみるるん - うおおおおおかみさくさいこういっしょうおがみます（よみにくいね⭐） (11月10日 21時) (
レス) id: ef9723c520 (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - 森の民さん» 最後まで読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただけて光栄です！！ (2022年8月23日 19時) (レス) @page50 id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - うおおぉ！最後まで尊かったです！さいこうだー！ (2022年8月23日 18時) (レス) @page50 id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
紲那(プロフ) - あずきさん» いえいえー！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 280664fa32 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - 紲那さん» コメ返ありがとうございます‼そうなんですね！教えていただき、ありがとうございます！！！ (2022年8月17日 4時) (レス) id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
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