＊隣のキム家＊2 (ページ8)

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『休憩ありがと！手伝うね！』

「おかえり！全然大丈夫だよ！」

「Aちゃんのおかげでキム家の弟くん達見れたし！」

「眼福だった…」

こんなにファンがいるとは……キム家おそるべし

その後はお昼近くということもあってまた一気に忙しくなり、あっという間に時間が過ぎていった

SN「やっと落ち着いた…」

『だね…忙しかった…』

HS「こんにちはー！Aヌナいますか？」

『…ホソク？どうしたの？』
　

HS「あ！ヌナ！たいへんだよ！いっしょにきて！」

『なにかあったの？』

HS「いいからきて！」

『ちょ、ちょっと…！』

SN「こっちは大丈夫だから行ってあげたら？」

『もう……ごめんね、みんな！』

嵐が過ぎ去って少し休憩していると、教室に飛び込んできたのはホソク

たいへんだよ！と言いながら、何の説明もなく私を教室から連れ出そうとする

生温かい目で見つめるクラスメイトの計らいで、とりあえずホソクに連れられるまま教室を出る

『ホソガ！どこ行くの！』

HS「はやくはやく！」

JN「あれ？A？」

『ソクジンと……ナムジュン？』

NJ「た、たいへんだよ！ジミンとテヒョンがまいごになっちゃった！」

HS「さがさなくちゃ！えっと、ヒョンとヌナは向こうをさがして！」

JN「え、本当なの？それなら僕とAで手分けして探そう！」

HS「だ、だめ！ヒョンとヌナはふたりでいて！」

NJ「ぼくたちはこっちをさがすから向こうをさがしてね！」

『あ、ちょっとふたりとも…！』

ホソクに連れられた先には、同じようにナムジュンに連れられたソクジンがいて

ホソクとナムジュンは言いたいことだけ言ったあと、慌ててその場を去って行ってしまった

『………あやしすぎる。』

JN「はー…また何かのイタズラかな……ホソクとナムジュンはあんまりそういうことしないんだけど…」

『とりあえず言われた通り向こう探してみる？ジミンとテヒョンがいるかもしれないし…』

JN「…そうだね。行こう。」

完全に何か企んでいる感じだったけど、とりあえず言われた通り探しに出る

JN「Aのクラス忙しそうだったね。」

『うん、結構忙しかった…ソクジンのクラスも並んでたよね？』

JN「結構人来たよー。でもうちの弟達のリアクションが一番大きかったかな？」

『それはソクジンのせいでしょ…』

あひゃひゃ、なんて相変わらずの窓拭きで笑うソクジン

たまに小学生みたいな行動に出るのはなぜなんだろうか