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『……ジャージがない…!』
体育のために着替えようとカバンを開ける…が、なぜかジャージ(上)が見つからない
SN「ロッカーに入れっぱなしにしてたんじゃないの?」
『うん、そのはずなんだけど……あ…』
そういえばこの前、傘を忘れてジャージを羽織って帰ったんだった…!
『今から3年のクラスまで借りに行ってたら絶対間に合わない…!』
SN「遅刻したら走らされるよ。」
『誰かいないかなっ………あ!』
体育館の更衣室は離れているため、今から戻ったら遅刻は確実
誰かタイミングよく通りかからないかな…!と思っていると、窓の外によく知る姿を見つけ慌てて走り出す
DY「あれ、A先輩?どうしたんですか?」
『あ、ドユナ!実はジャージ忘れちゃって……ユンギが見えたから借りようと思ったんだけど…』
DY「…よかったらおれの貸します!おれもユンギのクラスと合同で体育だったんで、もう今日は使いませんし!」
『え、いいの?でも…申し訳ないような…』
DY「全然大丈夫です!どうぞ!」
YG「……ヌナ?」
『あ、ユンギ!』
YG「こんなとこでなにしてんの?」
『あー…ジャージ上だけ忘れちゃって…』
YG「小学生組に忘れ物ないか聞いてる場合じゃないじゃん。」
『返す言葉もないです…』
YG「ん。たいして着てないから。」
『ありがとう、ユンギ…!』
DY「なんだー!おれが先輩に貸そうと思ったのに!」
YG「他人の借りるのは申し訳ないだろ。」
確かにユンギとは家族も同然だと思っているけど…
ユンギも同じように思ってくれていることを知って密かに感動する
『……ユンギはやっぱり良い子だ…』
YG「…?早く行かないと遅刻するんじゃね?」
『そうだ!じゃあね、ユンギ!ありがと!ドユンもまたね!』
YG「…あのヌナはおれのヒョンのだから。変に手出すなよ。」
DY「わかってるって!そういうつもりじゃないから心配すんなよ!」
YG「…ならいいけど。」
こんな会話があったなんて、私はこれっぽっちも知らなかったけどね
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名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか? (2022年8月12日 11時) (レス) @page2 id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆん | 作成日時:2022年8月11日 12時