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「朝はごめんね。あの色黒金髪ゴリラが書類をおしつけて、、」
「とんでもないです!!羽根さんの教え方がわかりやすくて、すぐとりかかれたので!!」
「、、いい子、、」
「え??」
田中くんのあまりの人あたりの良さと誠実さに心が癒された。とてもいい子です
「あの、、それでその、1つお聞きしたいことが」
「なんでもどうぞ!」
「その、失礼なんですけど、、お2人は交際を、?」
「、、、お2人って私とあの色黒腹黒金髪ゴリラ?」
「あ、はい!!!羽根さんと先程の降谷さんです!」
「、、田中くん、貴方はひどい勘違いをしているわ。それに、お互い口悪くて仲悪そうじゃない。どこをみてそう思ったの?」
「えっ?!違うんですか?!?!、、あ、いや、、その、、な、なんとなく、です」
危うく飲んでいたコーヒーを吹き出してしまうところだった。田中くんは目が悪いのだろうか。それとも交際という単語の意味がわかっていないのだろうか
なぜか私と彼が交際しているのでは、と聞いてきたのだ
「私とあいつはね、高校からの同級生なの。それだけよ」
「あ___そうなんですね、」
「それに私彼氏なんていないわよ。もう29なのにね」
「え?!?!」
「、、私とあいつ童顔だから昔から童顔コンビなんて言われてきたわ」
田中くんとほのぼの(?)と自分の話に花を咲かせていたら、少しだけ外に出ていた降谷零が帰ってきた
話している私達を見るとまた睨みながら話しかけてきた
「随分と、仲が良くなったんだな」
「ええ。貴方と違って私は険しい表情してないからね」
「同じような顔だろ」
「どこが」
「、、とりあえず、しっかりと仕事しろよ。新しい部下ができたからといって何も変わらないんだからな」
「わかってるわよ。なに、わざわざご忠告??ありがとうございますーー」
「お前は本当に可愛くないな」
「貴方の前で可愛くなくてもいいわよ」
「、、俺の前でなぜ可愛くなくてもいいんだ」
「、、何言ってるかわかってるの??大丈夫?」
周りの人達はまたか、とこれが日常の一部のように見ている感じだったが隣にいる田中くんは慌てていた
「田中の前では」
「?」
「そうなりたいのか」
「、、ちょっと、本当に大丈夫??熱でもあるの?何言ってるか意味がわからないわよ」
どことなくいつもの覇気がない彼のおでこにそっと手をあてた。熱があるかどうかを確認する為だ
「、、体調悪いから仮眠室まで付き添え」
「え、」
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まつゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください (2020年5月4日 10時) (レス) id: b2ca3dc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 更新待ってます!頑張ってください (2020年4月28日 15時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
るあ。(プロフ) - 更新待ってます!頑張ってください!! (2020年4月20日 11時) (レス) id: ef18dc2e9e (このIDを非表示/違反報告)
ふらいどぽてと(プロフ) - 壟薇さん» 温かいコメントありがとうございます!!!学生の身でしかも受験生と忙しく、更新停止となっていますが落ち着き次第更新再開するので待っていただけると嬉しいです!! (2019年9月4日 22時) (レス) id: 7089085833 (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - すごいいいです!!!!こういう感じのんすごい好きです!更新頑張ってください! (2019年9月4日 22時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらいどぽてと | 作成日時:2019年6月16日 13時