酔い覚まし ページ36
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『あの、少しトイレに…』
広臣「…本当に？」
『本当ですよ！？沢山飲んだからもう限界で…！』
岩「ははっ！確かに、いっぱい飲んだもんな〜」
隆二「俺も俺も！すげえ飲んでる今日〜！」
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いつのまにかこの席から抜けていった涼太くん、既に潰れて寝てしまっている直人さん、その隣でキャイキャイと騒ぐ隆二さんと岩さん。そして何一つ初めから変わらない臣さん
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かくいう私も、酒豪と呼ばれる臣さんの隣に座っていれば必然的にお酒を飲むスピードが早くなるわけで。
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泥酔まではいかないものの、体が火照って頭がフワフワとしてきた気がするので��トイレ��と嘘をつき外の風をあたりに行くことにした。
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広臣「Aいないとつまんないから。��ちゃんと��戻ってきてね？」
『っ、はいぃ…』
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これは戻らなかったら大変なことになりそうだ…
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少しの恐怖を感じながら廊下に出ると、よく知った顔が1人でボーッとベンチに腰掛けているのを発見。
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『…っわ！！』
壱馬「っ……え、」
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ゆっくり近づいて驚かせると、私の顔を見るなり壱馬は目を見開いて数秒の間固まってしまった。
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壱馬「…驚かすなよ」笑
『ごめん(笑)こんなところで何やってんの？』
壱馬「トイレ行ってて、ちょい休憩してた。…Aは？」
『私は、外の風にあたりに行こうかな〜と。』
壱馬「1人で？」
『うん、臣さんに言うと絶対くっついてくるからトイレって嘘ついちゃった』笑
壱馬「…ちょっと待っといて」
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それだけ言って壱馬は会場の中へ入っていくと
すぐにダウンを片手に戻ってくる。
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壱馬「俺も行く。…これ着とき」
『え、いいよ。これ壱馬のだし』
壱馬「…俺のじゃ、嫌なん？」
『そういう事じゃなくて！』
壱馬「ならええやん。俺はAが風邪ひいたらあかん思って持ってきたんやから。ほら、はよ行くで」
『…ありがと！』
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ありがたく壱馬のダウンを羽織らせてもらうと、
包み込むように香る壱馬の匂い
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私は壱馬の匂いが凄く好きで、思わず��いい匂い��と声を漏らすと、��アホか��なんて言いながらも壱馬は耳を赤く染めているようだった。
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てぃの(プロフ) - 樹くん大好きなのでたくさん絡んで欲しいです！ (2020年2月18日 23時) (
レス) id: defaa21bb3 (このIDを非表示/違反報告)
蓮夢(プロフ) - 綾瀬さん» 読んでくださりありがとうございます！ (2020年1月26日 16時) (レス) id: 88e106821a (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬 - 早く続きがみたいです。頑張ってください！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 006049a680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮夢
| 作成日時：2020年1月11日 16時
