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ヒーロー養成の名門、雄英高校の施設に突如現れた敵達。モヤの中からはぞろぞろと異質なものが飛び出す。
似たような場面に、Aは出くわしたことがある気がした。
｢先生！侵入者用センサーは！｣
｢もちろんありますが…！｣
13号先生の言葉が続かないという事はジャミングか、既にセンサーが破壊されたか…と思考を巡らす。
｢現れたのがここだけか学校全体か…何にせよセンサーが反応しねぇなら向こうにそういうことできる個性がいるってことだな｣
続けざまに轟の発した用意周到に画策した奇襲、という言葉に立つはずのない鳥肌を感じた。
群れで 襲来する 黒い影
月
人
目が眩む。
思わずよろけるが頭を振り、前を向くと相澤先生が敵達へ飛び出していくのが見えた。
飛び道具系の敵から捕縛布を操り敵を倒していく。肉弾戦特化であろう異形型とも渡り合う先生に目を奪われる。飯田が避難しろと叫ぶがAはもっと見ていたい、その技術を体得したいと思った。
その刹那。
｢させませんよ｣
瞬く間に黒い影が目の前を覆う。
影が放つ一言。オールマイトに息途絶えてもらう、との大それた発言に動きが止まる。
一層大きく広がった黒に爆豪と切島が飛びかかった。
｢そのまえに俺たちにやられることは考えてなかったか!?｣
爆発と衝撃の音に続いて切島の声が耳に届く。
が。
｢ダメだどきなさい2人とも！｣
｢散らして、嬲り、殺す｣
黒に
呑まれる
｢ーーーッ割れる！！！｣
右肩から背中へと衝撃を受け流して転がる。
ヒビも入らずすぐに起き上がる。
どうやら取り囲まれているらしい。
12時、2時、9時の方向に敵
左には爆豪…
｢爆豪!?!?｣
｢ンだてめぇ文句あんのか!?!?!?｣
隣にいた予想外の相手につい叫んでしまったが怒号で返された。共に飛ばされてきたらしい切島に諌められる。敵達はその間にもじりじりと詰め寄っていた。
｢仲間割れしてる暇ねえからな!?とりあえず倒し…｣
｢このクソ雑魚どもさっさと倒すぞコラァ！！｣
刺々しいにも程があるだろ、と苦笑いを浮かべる。だが爆豪と同意見である。
｢さくっと終わらせよう…！｣
Aは拳を構えた。
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あかや - とても面白かったです！更新待ってます〜！ (2020年12月15日 13時) (
レス) id: 51d8bbe764 (このIDを非表示/違反報告)
ぱすてる - とてもよかったです(´；ω；｀) (2020年4月19日 18時) (レス) id: d34f4e9add (このIDを非表示/違反報告)
八百(プロフ) - みんなが名前を呼んでるとこでちょっと涙出ちゃいました…更新待ってます！ (2019年3月29日 21時) (レス) id: db047f61b6 (このIDを非表示/違反報告)
音春(プロフ) - 更新頑張ってください！(受験勉強も) (2018年12月1日 17時) (レス) id: f210cca1fd (このIDを非表示/違反報告)
星を見守る砂岩(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2018年11月16日 21時) (レス) id: 5a8ebe94bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さも | 作成日時：2018年2月9日 2時
