し ページ13
『わぁ、すっごーい！！ねぇねぇトントン、パンダさんが木に登ってるよっ！』
結局連れてきてしまった
好きなとこ連れてってやるとは言ったけどまさか給料日前に行くことになるなんて……ﾄﾎﾎ
でもさ、Aの『お願い……？』連続攻撃は良くないと思うで？俺オーバーキルされてたし
『あ！木に挟まってる！可愛い〜！』
「せやな〜、めっちゃ可愛ええわ……」←パンダガン無視
秋にしては暑いと感じる気温だが、Aとの時間はこんな暑さも忘れるほど夢中になれた
『あ！うさぎさんお膝に乗ったよ！！くすぐったいな〜あははっ』
おいうさぎそこ退けや、Aの太腿は俺のや
「お！A、向こうでペンギンショーやってるで見に行くか？」
『うんっいくいく！』
こんな狂った暑い日に外に出たいと思うようになったのはいつからだろう……
「ほんま、不思議な子やなぁ……」
彼女を見てるととても複雑な気持ちになっていく。胸がギューッて締めつけられて体が温かくなって、自然と笑顔になれる
何やろうなこの気持ち……
『ペンギンさん玉の上乗ってる！あんなことも出来るんだねっトントン……！』
まあ、そんな事今はどうでもええか……折角来たんやしAとのデート楽しまないとなっ
ペンギンショーの水しぶきは火照った俺の体には心地よく感じた
――――
『ねぇトントン！最後にお土産買おうよ！』
そう言ってAは一目散にお店へ飛び込むとある商品を背中に隠して俺に見せてきた
『じゃじゃ〜ん！虎耳カチューシャ！どう似合う？』
虎耳をはめるとガオ〜と鳴き、小悪魔のような笑みをこちらに向けてくる
あ"あ"あ"ああ！！！可愛いすぎぃ！！今なら鼻血だして死ねるわ……
「あ、ああ……似合うで？ほんま……倒れそうなくらい可愛……い？―――あ」
床に大きく体を打ちつける―――というよりは自分の意志とは正反対に打ちつけられたという方がしっくりくるだろうか
気づいた時には俺は床から動けなくなっていた
え、ほんまに俺死ぬん？体が床にへばりついてるみたいや……動かせへん、嘘やろ
『え……？と、トントン！？トントン、トント―――』
すまんなA……いつも心配かけてばっか、で
ざわざわとうるさい人の声がだんだん遠退いていくのを感じながら、俺は意識を手放した
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くま(プロフ) - みるくきゃのんさん» ありがとうございます！ 最近投稿出来てないですね(;゜゜)すいません！今週には出すんで！ﾛﾘｲｲｲ大好き美味しい (2019年3月19日 17時) (
レス) id: 919ccec653 (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃのん(プロフ) - えっ待って待って………待って………え？好き……ヤンデレ+ロリとか俺得でしかない……すき…めっちゃ好きやわ…ﾄﾝﾄﾝどんな風に爆発するか楽しみです更新頑張って下さい (2019年3月19日 0時) (レス) id: b59734e17b (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - ありがとうございます！・゜・(つД｀)・゜・まだ少ししか更新してないですけどこれから頑張るんで宜しくお願いします！！ (2019年3月3日 23時) (レス) id: 919ccec653 (このIDを非表示/違反報告)
独眼竜(天帝の眼)(プロフ) - 面白いです！更新がんばってください！ (2019年3月3日 22時) (レス) id: b56251b620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2019年1月1日 14時
