6話 ページ8
炭治郎side______
炭治郎は、自ら沼に入り、3体の内の2体を倒し、地上に戻った。
鬼の両腕を吹っ飛ばし刀を向けた。
鬼が人に戻る方法を聞かなくては…
炭「鬼舞辻無惨について話せ!」
鬼は鬼舞辻無惨と言う言葉を聞くと、震えだした。
物凄い恐怖の匂いだ。
鬼は"言えない"とずっと言っている。
炭「あの家の人たちもお前が殺したのか!?」
すると鬼は顔を上げ、
鬼「あれは違う!!俺は女しか喰わない!あれは知らないやつがやったんだよ!」
違う鬼か。じゃあ、やっぱりさっきの匂いの鬼が…
鬼「俺じゃねぇって言ってんだろ!!」
そう叫んで、襲いかかってくる鬼の首を炭治郎は落とした。
首を切り落とした鬼はすぐに消えた。
あぁ、また何も聞き出せなかった…
炭治郎はあの家の人たちを殺した鬼を許せなかったと同時に、鬼舞辻無惨への強い怒りを覚えた。
その後、炭治郎は鎹烏から任務を受け、
浅草へと向かった。
Aside______
Aは炭治郎と沼鬼の戦いを見ている途中に
鳴女によって無限城に戻された。
あの鬼殺隊も気になるが…仕方ない。
すると丁度そこには童磨がいた。
童磨「やぁ、A殿ではないか!随分と汚れた服を着ているが、自分の血では無さそうだな」
「……」
童磨「A殿は本当にこの前まで人間だったとは思えぬ成長ぶりだね!俺は嬉しいぜ」
「人間だった頃の事なんてどうでも良い」
そう言うと童磨は笑い、鳴女によってどこかへ飛ばされた。
ベベン______
再び琵琶の音が鳴ると、無惨が現れた。
Aは跪き頭を下げた。
鬼舞辻「人間を喰って来たな。もっと喰って更に強くなれ。そして、私の役に立て」
「はい」
すると目の前にバサッと服が落ちてきた。
Aは顔を上げると、"着替えろ"と無惨に言われ、
無惨と似たような洋服に着替えた。
赤いシャツに黒ネクタイ黒いブレザー、黒いマント。
Aにとって洋服は初めてだった。
無惨「私の付き人として付いて来い。」
「はい」
するとすぐに琵琶の音が鳴り、見慣れない町に来た。
随分と明るい町だ。
それにすごい量の人間の霊気だ。
少し歩くと、たくさんの人が歩いている所に出た。
Aは鬼舞辻に黙って付いて行った。
それから鬼舞辻は人間と合流した。
女と子ども___
情報集めとして、人と紛れて暮らしている…
そう、Aは理解した。
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礼 - 続きが気になって夜しか眠れまs((殴 更新頑張ってください! (2022年9月26日 20時) (レス) @page20 id: eb2956f6d8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 続きが読みたいです。更新待ってます。頑張ってください (2020年2月10日 14時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:招き猫 | 作成日時:2019年12月23日 2時