2話 ページ4
回想______
目が覚めると、いつもの家とは異なっていた。
それが、鬼殺隊との出会いだった。
お館様と言う人に、とても暖かい言葉をもらった。
しかし、その頃のAには感情が殆ど無かった。
体の弱い自分は、無力。
そう心に刻まれていた。
ところが、お館様はAを見捨てなどしなかった。
体を治す事に精を出してくれた。
そして、浅草に有名な医師がいる事が分かり、
Aとお館様の使いは浅草に向かった。
医師の所に着き、Aは身体を診てもらい、
薬をもらった。
その帰り道、Aは人混みの中、他とは異なる霊気を見た。
興味本位だった。
人混みをかき分け、鬼の霊気を見つけた。
そこには、自分と同じ歳か、少し下の男の子がいた。
初めてあんなにも赤い眼を見た。
あの子は鬼なんだ…
なのに、普通に暮らしている。
そう思った。
回想終______
それが、俺を鬼にした鬼だったとは。
そして、他の鬼とは異なる強い霊気。
猗窩座「無惨様、この弱者をどうするおつもりですか」
!!ッ______
"無惨様"、この鬼が鬼殺隊最大の敵、
鬼舞辻無惨なのか。
鬼舞辻は猗窩座に何かを伝えると、琵琶の音と消えた。
猗窩座「お前とは戦った覚えがある。」
「俺もそう思っていた」
静けさに包まれたが、
2人が同時に動き出しものすごい音が鳴った。
Aは自分の身体の軽さに驚き、
日輪刀を振るった。
が______
猗窩座「今のお前は弱い。弱者は嫌いだ。人を喰って強くなり無惨様の役に立つか、ここで死ね」
身体は軽くなり速さも上がってはずなのに…
なぜ…
気付けば、身体中が傷だらけだった。
先程の男の死体に眼を向けると、
より美味しそうに見えた。
だから、Aは食べた。
猗窩座はその様子を見て、口角を上げた。
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Aは人の味を知った_________
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礼 - 続きが気になって夜しか眠れまs((殴 更新頑張ってください! (2022年9月26日 20時) (レス) @page20 id: eb2956f6d8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 続きが読みたいです。更新待ってます。頑張ってください (2020年2月10日 14時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:招き猫 | 作成日時:2019年12月23日 2時