9話 ページ11
1人の酔っ払いが死んだと分かると、もう1人の大きな男が鬼舞辻に向かってきた。
が、
鬼舞辻はその男を蹴り上げ、男は死んだ。
Aは動かなかった。
殺された2人に絶望してる女。
その女に目線を合わせて鬼舞辻は何か話すと、
"A"と呼び、話始めた。
鬼舞辻「私の血を大量に与えて続けるとどうなると思う」
そう言って、女の額に指を刺した。
女の血管は赤くなり、身体はバタバタと暴れ出した。
鬼舞辻「人間の身体は変貌の速度に耐えきれず、
細胞が壊れる」
女の身体はボロボロになり、消滅した。
鬼舞辻は立ち上がるとAの方を向いた。
鬼舞辻「だが、お前はこうはならなかった。なぜだ?」
「分かりません」
鬼舞辻「だから、私はお前に興味がある。A。1ついい事を教えてやろう。全ての鬼には私の呪いがかけてあるが、お前には掛からない。だが、呪いなどどうでも良い。」
すると鬼舞辻はAの頬に手を当て、Aの眼を見た。
!!ッ___
一瞬、右眼に痛みが走った。
鬼舞辻「A、お前は特別な存在だ。もっと強くなり、私の役に立て」
「はい」
Aの赤い右眼には"零"と言う文字が刻まれていた。
鬼舞辻は指を鳴らすと、2人の鬼が現れた。
鬼舞辻「耳に花札のような飾りを付けた、鬼狩りの首を持ってこい______
いいな?」
矢琶羽/矢紗丸「御意/仰せのままに」
鬼舞辻「お前も行け」
「はい」
そう言って、Aは矢琶羽と矢紗丸とその場を後にした。
矢琶羽という鬼は、手に付いた眼を使って、あの鬼殺隊の行方を探した。
矢紗丸「お前、初めて見る顔じゃのう」
すると矢紗丸はAに向かって手毬を投げた。
バシッ___
Aはその手毬をいとも簡単に止めた。
「なんのつもりだ」
矢紗丸「ほぉ、少しはやるようじゃのう」
矢琶羽「見える見える…」
矢琶羽により、鬼殺隊の行方を見つける事ができた。
矢紗丸「どうやって殺してやろうか」
矢琶羽「それはもう残酷に殺してやろうぞ」
Aはこの鬼達より少し後ろから付いて行った。
矢紗丸は壁に向かって手毬を投げると、そこには建物が見えてきた。
矢紗丸「矢琶羽の言う通りじゃ。何も無かった所に建物が現れた」
矢紗丸はどんどん手毬を投げ、相手を挑発している。
矢琶羽「お前はやる事が幼稚だ。俺の着物が塵埃で汚れたぞ」
この鬼たちはどうやって戦うのだろうか。
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礼 - 続きが気になって夜しか眠れまs((殴 更新頑張ってください! (2022年9月26日 20時) (レス) @page20 id: eb2956f6d8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 続きが読みたいです。更新待ってます。頑張ってください (2020年2月10日 14時) (レス) id: c293b9e325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:招き猫 | 作成日時:2019年12月23日 2時