今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:24,055 hit
小｜中｜大
no.112 ページ10
「え・・どうしたの？」
私が聞いても颯太さんは無言で。
そのまま時間だけが流れた。
いつも見ているニュース番組の天気予報が部屋に響いている。
「・・・もしかしたら」
「うん？」
「おれ、韓国に引っ越さなきゃいけないかもしんない」
「・・・え・・・」
「まだどっちでの活動が主になるかわかんないけど、もし韓国での活動が主になるなら・・・
ダンサーもそっちに行かなきゃならないと思う」
颯太さんと・・・
離れることになるかもしれないってこと？
そろそろ仕事だから、と部屋に戻った颯太さんを見送って、
私は血の気が引く思いがした。
颯太さんがいなくなっちゃう・・・？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sai-sai
| 作成日時：2016年10月22日 22時
