【ONE PIECE】貴方に会えて2

解放2 ページ32

「あー…この子ね…」


その子はレイリーさんに見つめられて震えている。



実はハンコック達をここに連れてくる途中で
一人で蹲っているのを拾ってきた。


怖い思いをしてきたんだろう。


年の近い私から離れようとしない。



それにしても
オレンジの髪に大きな目…


どこかで見たことがあるような…？



「この子はフィッシャーの船に乗せるつもり。
あの人なら良いようにしてくれると思うから。」

今後の話を済ませると大分、時間が経っていた。


そろそろ行かないと船でちゃうかも。

ハンコック達ともっと話したかったけど…
まだ言い合いをしてるし、今回は諦めるかな。


「じゃぁ、時間が無いから行くよ。」


ﾊﾝｺｯｸ「!!!A！もう行ってしまうのか？」


こっちの声が聞こえたのかハンコックが
身を乗り出して聞いてきた。




ちなみにハンコック達とはここに来るまでに
色んな話をして仲良くなった。


ぐっ…可愛い…
流石、海一番の美女…

このまま抱きしめたい衝動を堪えて離れる。


「今度、会いに行くよ。
その時ちゃんと話をしよう。」


そう言って笑いかければ、
少し頬を赤くしてコクンと頷く。


マジで、可愛いの化身…


と、そんなこと考えてる場合じゃなかった。

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