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飛んだDの首から上。
それが合図になったのか、幻覚世界から投げ飛ばされた。
目を開くとそこは、なかなかに緊迫した場であった。
Dを抑え込む炎真。
攻撃を仕掛けたいが、炎真にも当たってしまうため戸惑うツナ。
ツナが中々攻撃しないことを焦る六道さん。
どうすればいいのか分からず不安気なクロームちゃん。
「ツナ！！私に任せて！！！炎真は私が完璧に守る！！」
走りながら叫んだ私に視線が集中する。
「A！！幻覚が解けたんだな！頼む、炎真を守ってくれ！！」
「うんっ！！」
"炎真を……。私の大切な友達を助けるんだ…！！"
急いでありったけの宇宙の炎を燈す。覚悟が大きいほど、炎の純度は増す。
スタフィーを召喚して形態変化をした。風で翻されたマントに宇宙の炎を纏わせた。
「炎真、よく耐えたね。有難う！」
こちらを見て泣きそうな笑みを浮かべた炎真に、マントを翳した。
「ツナ、撃って！！」
「ツナ君早く！！もう炎がもたない！！」
苦しそうに顔を歪める炎真を早く解放してあげたい。
大丈夫、この勝負……勝てる。
皆の力が合わさっているんだもの。勝てないわけがないよ。
「待て！！！撃つんじゃない！！！」
焦りを全面的に出して叫ぶD。
さすがに命の危機を感じているようだ。
Dは今すぐツナを襲いたくても、炎真が抑え込んでいるため動けない。
「みんな…ありがとう。
オペレーションXX
XX BURNER！！！」
ツナの全力の必殺技。
地面が大きく揺れているのが、上から見てわかる。
…来る！！！
大きすぎる炎圧。
守り切れるか…？
…否、守り切らないといけない。
大切なものをこれ以上失わないって決めたからには、守り通さなければ。
「っ……耐えろっ…！！私の腕っ…！！！」
想像を絶する炎圧の大きさに、マントを翳す右手が痙攣する。
私の左半身は、先ほどDの槍によってつけられた傷のせいであまり力を入れることができない。
今の私は、右半身の全ての力を使って炎真を守っている。
(あと何秒！？どれだけ耐えたらいいの…っ！？)
分かっている。一番苦しんでいるのは私じゃない。
私はただ守っているだけ。マントを翳しているだけ。
甘えたことなんて言っていられないけれど。
XX BURNER…。完全に舐めていた。炎圧が大きすぎて私は耐えられるのか。
気を抜いたらすべて持っていかれる。
耐えに耐えたが、最後に来た不意の衝撃で私は吹き飛ばされてしまった。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - なっちゃんさん» いや、どっちぃー！！(ガーン)なるほど。そういうことですか！納得しました！いえいえ、ただ単に気になっただけですのでお気になさらず。あと様付けもやめてくださると(((( (2020年3月25日 0時) (
レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 愛鞠_あいまり_さん» そんなに前から……。感激です涙が止まりません！（泣いてない）実は宇宙の炎、外からの衝撃には強いのですが、内から来るものには効かないのです…。（病気、けが、呪いなどなど）愛鞠様のおかげで設定を見直すいい機会ができました！有難うございます(^^)/ (2020年3月24日 22時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 4年前から愛読しております。こんなに経ってるのに初コメですみません。ふと気になったのがありまして、宇宙の炎が無効化なら呪いを無効化できないのかなって思ってしまいましたww (2020年3月21日 20時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年1月13日 23時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - りんさん» 時間ができたときは書いていきますね！はあっ…そのようなお気遣いまで！りん様もお体ご自愛下さい(^^)/ (2020年1月13日 23時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
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