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「A、僕……1つ言えてないことあるんだ。
…今、言っていい？」
「ん？いいよ」
真面目な顔していう炎真に疑問を持った。
そんな改まって何を言うつもりなんだろう。
謝罪……？そんなのいいのに。
「僕、Aのことが―――……」
その先の言葉は、ツナの叫び声によって遮られた。
「炎真ーーー！！よかったーーー！！！」
「…！ツナ君」
炎真の名前を叫びながらこちらへと駆け寄ってきたツナ達。
良かった、皆無事だ。
「…ごめん、僕たちの勘違いのせいでこんなことに……」
眉を下げながら俯き、炎真は私たちに謝った。
炎真たちが悪いわけじゃないのに。
「……いいんだ。炎真たちのせいじゃないよ」
「ああ、わりーのはD・スペードだ」
ツナは優しく答え、獄寺は憎しみを露にしてDの名前を出した。
戦いはまだ終わっていない。
黒幕であるDを倒さない限り、平和になることなんてないから。
「Aとツナ君に1つ聞いていいかな？
2人の誇りは何だったの…？」
炎真は不思議そうな顔で私たちに聞く。
私とツナは顔を見合わせ、くすりと笑った。
「なーんだ、そんなことかー」
ははっと私は笑う。
「わざわざ改まっていくことじゃないかもしれないけどね」
ツナも少し恥ずかしそうに笑った。
「私の誇りは炎真だよ」
「俺の誇りは炎真だよ」
私とツナの口は同時に動き、誇りも同じ言葉だった。
「本当のこと言うとここに来てからもずっとわからなかったんだ…。誇りなんて今まで考えたこともなかったし…。
そんな立派なものを持ってる自信がなかったよ…。
でもヒバリさんが譲れないものが誇りだって教えてくれて…
それだったら迷うことなく答えられるよ。
オレの誇りは、仲間だし、友達だって！！」
ツナのようやくたどり着いた答え。よかった、見つけてくれたんだね。
私も皆がいなかったら"如月A"にはなれなかったよ。
私を私にしてくれたのは紛れもなく皆で、ありがとうじゃ足りない。
皆がいたから、私は何だってできた。
そんな私の人生も、あと少しで終わっちゃうな。
1つ皆に文句をつけるならば、きっとそれはこれしかない。
"皆のせいで、この世からいなくなるのがさみしくなっちゃった"ってね。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - なっちゃんさん» いや、どっちぃー！！(ガーン)なるほど。そういうことですか！納得しました！いえいえ、ただ単に気になっただけですのでお気になさらず。あと様付けもやめてくださると(((( (2020年3月25日 0時) (
レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 愛鞠_あいまり_さん» そんなに前から……。感激です涙が止まりません！（泣いてない）実は宇宙の炎、外からの衝撃には強いのですが、内から来るものには効かないのです…。（病気、けが、呪いなどなど）愛鞠様のおかげで設定を見直すいい機会ができました！有難うございます(^^)/ (2020年3月24日 22時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 4年前から愛読しております。こんなに経ってるのに初コメですみません。ふと気になったのがありまして、宇宙の炎が無効化なら呪いを無効化できないのかなって思ってしまいましたww (2020年3月21日 20時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年1月13日 23時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - りんさん» 時間ができたときは書いていきますね！はあっ…そのようなお気遣いまで！りん様もお体ご自愛下さい(^^)/ (2020年1月13日 23時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
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