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気づいたら背後には復讐者がいた。
「勝者は如月Aのようだな。
海辺なのかの肉体は、牢獄で永遠に保管する」
彼女の死体を鎖で巻き付け、闇へと消えていった。
死んでもなお牢獄に縛り付けられるだなんて。
何とか牢獄にいる彼らを解放する術はないのだろうか？
……もちろん、なのかも。
うーんと唸ると、遠くから鋭い殺気。
なのかが縛り付けていた炎真が解放された。白目をむいた彼はゆらゆらと歩きだす。
「ツナ、ヨシ……コロス……」
彼の炎圧が一気に上昇した。
今の彼には、誰の言葉も届かない。シモンの誰が叫んだって、彼は正気に戻らないだろう。
彼を元に戻すには、正面からぶつかるしかない。
それができるのは―――……。
獄寺と山本が、力でねじ伏せようと足を踏み出したその時。
「待って。
オレに任せてほしい。大丈夫。
エンマのことは大丈夫」
ツナが、そう言ったんだ。
その言葉を聞いて、確信する。
ツナはきっとどんな壁も乗り越えていくんだな。
待って、置いていかないで。
私もいきたい。
じっとツナを見つめた。
そんな時、背後から聞きなれた声が。
「何言ってんの？あの小動物は僕のエモノだよ」
ここまで一人で来た雲雀さん。アーデルさんとの対決以来だ。
「まあでも、君が殺されるのを待っててあげるよ。
その後で僕が咬み殺す」
こっわー。
でも雲雀さんは、ツナが心身共に強いことを知っている。
だから任せられるんだ。
素直じゃないだけで、信頼はちゃんとある。
それが分かって、私はくすりと笑った。
「…ヒバリさん…すいません！
じゃあ行ってきます！」
ツナは少し焦ったようにして雲雀さんにそう言った。
死ぬ気丸を懐から出し、飲み込むツナ。
額に鮮やかなオレンジを燈し、ハイパー化する。
ついに、ツナと炎真の対決が始まった。
これでツナが負けたら、彼は一生牢獄から出られない。
負けるはずないって分かっている。
でも、不安は消えない。
「ツナッ……！！」
彼の手首をぎゅっと引き、彼の背中に向かって私は叫んだ。
「負けないでっ」
"勝って"だなんて言えない。
だってツナが勝ったら、炎真が牢獄へいってしまうから。
でも、ツナは負けないで。
貴方はずっと私の隣にいてよ。
私が消えてしまう、その時までずっと。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - なっちゃんさん» いや、どっちぃー！！(ガーン)なるほど。そういうことですか！納得しました！いえいえ、ただ単に気になっただけですのでお気になさらず。あと様付けもやめてくださると(((( (2020年3月25日 0時) (
レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 愛鞠_あいまり_さん» そんなに前から……。感激です涙が止まりません！（泣いてない）実は宇宙の炎、外からの衝撃には強いのですが、内から来るものには効かないのです…。（病気、けが、呪いなどなど）愛鞠様のおかげで設定を見直すいい機会ができました！有難うございます(^^)/ (2020年3月24日 22時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 4年前から愛読しております。こんなに経ってるのに初コメですみません。ふと気になったのがありまして、宇宙の炎が無効化なら呪いを無効化できないのかなって思ってしまいましたww (2020年3月21日 20時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年1月13日 23時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - りんさん» 時間ができたときは書いていきますね！はあっ…そのようなお気遣いまで！りん様もお体ご自愛下さい(^^)/ (2020年1月13日 23時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
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