Re:星屑の魔女【ツイステ】 (ページ6)

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星のカケラが4つページ6

やはりその生徒も分からずじまいで式典がおわろうとしたその時だった。

狸か猫か分からないモンスターが暴れだした。

『へえ〜面白い猫だねチャル』

「なっ！浮気する気A！」

『ごめんって
そんなに怒んないでよ…』

クロは服の中で猫パンチを繰り出していた。
すると少年の方へさっきの猫が炎を吐いたのだ。

するとAは瞬時に少年の前へ出た。

『んー、防衛魔法は苦手なのキミ？まぁいいんだけど

全てを無に還せ(マジック･キャンセル)…((ﾎﾞｿｯ』

Aはボソッと何かを呟いた。

その瞬間、猫のようなモンスターが出した炎は一瞬にして消え去った。

「ふなっ！な、何なんだぞアイツオレ様の魔法を…！

フギャッ離せぇーー！」

そして猫のようなモンスターはAの手に収まっていた。

『ねぇ、キミは猫なの狸なの？
それにしても面白い、僕に飼われてみないどうかな？』

「ふなｯ、コイツこえーんだそ！」

「あーっ！またAが浮気するぅ！浮気者ー！」

「キミ、その猫を逃がさないで！

首をはねろ(オフ･ウィズ･ユアヘッド)！」

Aの手に持っているモンスターに向い赤毛の少年は呪文を唱えた。

するとモンスターの首にはハートの首輪がついた。

『！？なんとも興味深い魔法…
グリムくんだっけ？その首輪ずいぶんと似合っているね』

「ふざけんじゃね〜
褒めてねぇでこの首輪はずすんだゾ！」

「ハートの女王の法律・第23条

”祭典の場に猫を連れ込んではならない〟

猫であるキミの乱入は重大な法律ルール違反だ即刻退場してもらおうか」

『(へぇ〜あの女王様のデタラメな法律未だにあるんだね…)』

Aは感心するような顔つきで赤毛の少年を見た。
一方モンスターの方は炎を出そうと頑張っている。

『ふーん、コレは魔法を封じる魔法か
これもまた面白いや』

目を細めて1人と1匹を交互に見た。

『(全く、引きこもってばかりじゃこんな面白いものを見れなかったのかもしれない

これに感謝しなきゃな…)』

なんてAが思っていたら式典が終わっていたようだ。