私がおかしいのか？クラスがおかしいのか？【オリジナル】

バス ページ9

時の進みが早いというのは突っ込まないでください
そしてコロナというものは存在しません。亡きものにしましょう。

　

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あれから二ヶ月。
計画も完璧、準備も完璧。
そして当日です。
今梅雨の季節だから心配してたけど、全然そんなことなくて安心。
晴天だわ。青天の霹靂だわ。


「いやー、昨日みんなでてるてる坊主吊るしたかいあったねー。」
『あ、これそれの効果なの？』


急に授業ほっぽって「てるてる坊主作ろう」とか言い出したときは驚いたけどね。


『ってうわ、バス乗り遅れるよ！』


一応県をまたぐから、バスで行く。


「ディズニーって東京じゃないの！？」
『千葉だよバーカ』


ほら千葉の人に悪口言われるよー……
「ディズニーうちのだよてやんでぃ」って！
あ、勝手なる偏見すみません。


「ねぇ見てネコ」
『お前の想像、猫二足歩行なの？ ホラーじゃん』


ネコの絵を描いたらしいマカロン。
猫見たことないの？？ それとも画力がアレなだけ？？？
つーか、これ絶対バス待ちでする会話じゃないと思うんだけど。


「あ、バス！ バス来たよほら！」
『はいはいはしゃぐな。』


田舎もんだと思われるからやめろ。





『ん……』


気づいたら熟睡していた。


『うわ……』


隣には爆睡してる奴が。
バスでも爆睡かこの眠り犬がよ。
あちらこちらからいびきが聞こえてきて、よく寝れたもんだなあと私を尊敬する。
というか、運転手さん可哀想。


「うーん……これがこーであーなってぇ……小麦粉が……zzz」


こいつは夢の中でもお菓子作りしてんの？


「わあまた爆発した……zzz｣


んでこいつは爆発させすぎ。


『バスの中でも疲れるわ……』


もう一眠りするかあ、と一つあくびをこぼした。

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