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一話 ページ3

マミ「準備良い?」

と言ってマミはテーブルに座っている全員に聞く。片手には資料やダイス、スマホとパソコンが目の前にある。ポテチの袋から一枚取り出しマミに聞くナツメ少女。

ナツメ「その前にハウスルールもう一回見せてー?」

マミ「紙に書いて人数分印刷したから自分用に取っておいてね…」

と言い、鞄の中にファイルを出し、ハウスルールと書いてある紙を全員に渡した。


 ハウスルール

1 ロールプレイしないとマイナス補正
2 情報全員に伝えたい時はGMに一言(ロールプレイで伝える)
3 メタ発言禁止
4 一定の時間が経過したら狂気点リセット
5 狂気内容はGMが表を用意しているのでルーレットで決定


マコト「これ忘れないようにしないとね!」

と笑顔で鉛筆で丸を付けるマコトの隣に少し顔を青くするシマ。彼はとても勘が鋭い。冷や汗を流しながらGMのマミに聞く。

シマ「大体想像はつくけど、これ破ったらどうなんの、…?」

マミ「そりゃあ容赦なくキャラロストです。」

とてもいい笑顔で即答した彼女をとても恐ろしいものを見るようにPLの皆は見ていた。コイツ、絶対に破ったらロストさせる気だと彼等は思っていた。

マコト「おぉ、笑顔が黒い。」

ナツメ「早く始めよー?」

マミ「じゃあ、セッション開始。」

と言ったら謎の緊張感に襲われた空間。シーンとしている部屋の中、資料を捲る音がとても目立つ。そしてマミは大きく息を吸って話し始めた。

マミ「君達は休日の夕食前の中途半端に持て余した時間を潰そうと自室のベットでごろごろしていました。段々と眠くなってきてしまい、そのまま何かに誘われるように意識を手放してしまうよ。
ここで幸運振ってもらうよ。」

ルーク(80) 77
創(70) 67
椿(75) 84

ナツメ「あーここで初失敗!?」

マコト「ドンマイドンマイ!」

シマ「なぁ、GM情報オナシャス。」

マミ「えー、成功したルークと創には聞き耳振らせてもらいます。」

ルーク(40)34
創(55)90

マコト「あー、次は僕が失敗か!」

シマ「俺の方が低かったのに成功した…」

マミ「そうか、じゃあ二人は男とも女とも、老人とも子どもとも取れる声が脳内に響きます。
マコトは『……食べたい…』と聞こえるよ。
シマは『一緒に温かいごはんが食べたいな』 と聞こえるよ。」

マコト「(食べたい?…何を食べたいのかな?)」

シマ「(誰?)」

ナツメ「私超暇やん…」

マミ「探索キャラがここで失敗するのが悪いよ。」

二話→←キャラ設定



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設定タグ:クトゥルフ , リプレイ小説 , 雪の日のクリームシチュー   
作品ジャンル:ミステリー, オリジナル作品
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作者名:桜餅食いのウサギ | 作成日時:2018年7月11日 8時

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