夢なんかじゃない。(ym×in)【完結】

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今日はMVの撮影の日。






「お邪魔します。」








"ワン・ツー・スリー・
フォー・ファイブ・シック・セブン・エイト”





そこには、一生懸命ダンスに励んでる彼。






あ、ちょっと間違ってる。
かわいいなっ。ふふっ。






「あっ。」




目が合うと、



(ちょっとまってて。)






そう言って、可愛い笑顔を見せてくれる。









知「あー！いのちゃんだぁ！かわいー！
りょーすけ、だからダンス間違えちゃったんだぁ。うける。」


中「ほんとだー！いのちゃんだぁ！中島ですー！！はじめまして!!!」


岡「やまちゃん、彼女が来てるからってにやけすぎだよー！」




『うるせー！圭人は黙ってろ！』



岡「やまちゃぁん。なんで圭人だけ。泣」









彼女だって。//////。
岡本くんありがとう！



それに、やっぱり仲良しなんだな。結局みんなで、やまちゃんを冷やかしてる。笑





"はーい！もう一度行きまーす!!!”






♪〜









·









最初は夢で会えたらうれしかった。


付き合ってるのを妄想をするのが楽しかった。


でも、いつしか彼の事が好きになってた。


それは、他の人と同じで、ただその人が好きっていう気持ちと一緒。





────それがアイドル山田涼介だっただけ。









でも、



『伊野尾ちゃんー！』


今、おれの目の前には笑顔で手を振ってこっちに来てくれるやまちゃんがいる。




『来てくれてありがと。』

「ううん。会いたかったから。」

『俺も////。』







これからは彼と手を取り合って生きていきたい。


幸せなこと楽しいこと、悲しくて逃げたしたくなるようなこと、色んなことが待ち受けてると思うけど、それでも、彼と一緒に居たい。






それに、








握られた手の温もりが現実だって教えてくれる。









これは、夢なんかじゃないんだ。








·









·









『まだまだ俺たちの話知りたい？』


「知らなくていーの？笑」





·









おわり

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