夢なんかじゃない。(ym×in)【完結】

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ym



(回想入ります。)









"ジャンプ大学の学祭が今年も開催されます！
果たして、今年の栄冠は誰が勝ち取るのでしょう”

ミスコンじゃなくミスターコンの特集をしていた。

へぇ。男のコンテストなんてやってるんだって適当にみていたら、


知｢あー！！｣

『んだよっ！びっくりした！』

知｢りょーすけ！この子！！｣

『······あっ。』

そう、俺の目に飛び込んできたのは紛れもないあの時のサンタ。


てか、俺より年上だったんだ。てっきり同じか年下かと。


あん時は茶髪だったけど、そこに映るサンタは黒髪で少し巻いてて、肌が白いから余計綺麗な顔が目立つ。


選ばれた5人の中でも一際目を引いてて、少し恥ずかしそうにしている。



(やっぱ、かわいいな。)



アナウンサーからの
"カメラ目線お願いします！”との合図に、こっちを向いてふわりと笑うサンタ。





『//////ッ。』



だっさ。
一瞬目が合ったかと思っちゃったぜ。




知｢赤くなってるー！えーなんでー？｣


そう言いながら、知念には隣からほっぺたをツンツンされるし。



いや、分かっててやってるよな？



って事があったんだ。







·




知念が目をパチパチさせながら笑顔を振りまいてて何か言いたそうだったけど、気付かないふりをして、



ほんの少しだけの期待を胸に俺は
ステージに向かった。



·

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