【ハイキュー!!】※＿＿＿雪ヶ丘中出身“完璧"烏少女にご注意下さい※

昨日の敵はなんとやら。 ページ24

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Aside



A「ではそろそろ…」


清水「そうだね、体育館戻ろう」




ザワッ




？……なんだか、胸騒ぎがする


良い意味でか悪い意味でかはわからない、というか多分どっちの可能性もあるのだろう



澤村「？赤司さん、どうかした？」


A「いえ。…ただ体育館、荒れてるでしょうね」



先輩たちがギョッとする



菅原「えっ荒れてるって……」


A「実は体育館に、幼馴染みと影山を置いてきてるんです」



あの2人、色々あって。と付け加えたら影山の名前に反応を見せてくれる



澤村「影山って、あの影山か！？」


A「はい、あの王様です」



確かにケリつけとけ、とは言ったけど…。実力行使って……



菅原「とりあえず体育館行くぞ！」



頷いて走って戻る


翔陽、強くなったってわけじゃない。でもアイツは……


いや、これ以上はやめなさい。私は良い予感も悪い予感も当たりやすいんだ




in体育館




日向「クッソー…」


A「翔陽！！」



体育館には既にボールが幾つか転がっている



A「アンタ達勝手に何やってんのよ」


影山「来たか。丁度いい、これで最後だ」


A「は？答えになってな…」




言い切るよりはやく、影山はサーブを打った


翔陽も反応して＿＿顔面でボールを受け取る




影山「…最後はお前の点か」


A「な、」



何よそれ、中学の時はなかったジャンプサーブ


しかも威力もコントロールもそこそこある


高校に上がるまでに習得したんだろう


それにさっきの言葉。



菅原「な、なんだ、何がどうなって…？」


A「…サーブ勝負ね。10本勝負で、最後は反応できた翔陽の点ってことかしら」



ま、それも顔面レシーブだったけど



日向「いってぇ〜〜〜……」



地面にうずくまる翔陽に手を差し伸べる



A「ほら、ったく。私がいない時に何やってんのよ」


日向「アイツが俺らに見せたいもんがあるって言い出したから…」



見せたいもの…さっきのサーブか



A「そんで勝負にのったのね？」



ため息をつく



A「影山、良いサーブだったわ。誰に教えてもらったの？」


影山「！ 中学の先輩、のを見て練習した」


A「自分で盗んだのね、なら尚更良い仕上がりじゃない」


日向「！？」



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