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合格発表の日。
まぁわかりきってたことだけど私の受験番号はない。
『きょもちゃんよかったね！』
大「あぁ、うん..ありがと。」
結果がどうであれ高校に報告に行くのがルールで、きょもちゃんと2人学校に向かう。
大「A平気なの？」
『んー？何が？』
大「何がって、そりゃ..」
『滑り止めのB大には受かってたし無事大学生にはなれそうだから大丈夫だよ〜』
大「いやそうなんだけど、そうじゃなくて」
『大事な日に熱出すなんて流石私って感じだよね笑』
大「まぁAらしいっちゃAらしいけど、」
『大人しくB大行くから心配しないで？
ほんとにたろちゃんと付き合うことにな、ったりして....って、せんせ』
「諦めるの？」
『諦めるって、浪人するつもりは最初からないし...』
「教師になる夢諦めんの？」
『だから、それは....』
あれだけ大口叩いておいて結果これかよって話だよね。
先生もこんな私にはがっかりだろうな、
「後期は受けるでしょ？」
『後期？』
大「は？A知らなかったの？」
『何が？』
「あー、忘れてたこいつ目先のことしか考えないやつだった。俺の指導不足だなこれ」
『いやだから何！？』
「京本が受かったのは...って受かったよな？」
大「当たり前」
「だよな、よかった笑」
「京本が受かったのは前期試験ってやつ。
結構倍率高いからそれで受かるやつの方が少ないのよ
現に受かった報告来てるのそこのカップルだけだからね？」
そこのカップルっていうのは、きょもちゃんと櫻子のことだろう。
櫻子受かったんだ！
『ってことは？』
「Aの本番はまだ始まってもないってこと」
『せ、せんせ！今、名前、！』
まだ私の挑戦は終わってなかったこととか、名前をいきなり呼ばれたこととか。
一気に情報が入ってきて頭がショート寸前。
そんな私を見て先生はフッと笑顔を見せた。
「卯月、もう言わないっていったけどもう一回だけ言うぞ？
俺は、お前が教師になるのを誰よりも応援してるから。..わかった？」
『わかった、』
「ん、じゃーね」
そう言って先生はどこかへと消えていった。
・
注意) 大学受験なんていつの話？&制度が変わってわけわかんなくなったので通常の制度と異なっているかもしれませんがご了承ください......
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ミナ(プロフ) - びたーさん» コメントありがとうございます！一気読みしてくださっていたなんて嬉しい限りです＾＾卒業のシーンは思い入れの強いシーンなのでそう言っていただけて良かったです！新作もご用意してるのでもしよかったらご覧ください！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: 265878ec51 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - ずっっっと気になってて今日やっと読めました！面白すぎて一気読みしちゃいました！ 卒業のシーン思わず泣きそうになりました(/_;) とても素敵な小説ありがとうございました！！！ (2021年7月26日 17時) (レス) id: 2487ef4d88 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！そう言っていただき嬉しい限りです＾＾これからも愛してくだされば幸いです！ (2021年5月15日 13時) (レス) id: 265878ec51 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - このお話ほんっとに大好きで何度も読み返してました（ ; ; ）素敵な作品をありがとうございました（ ; ; ）！ (2021年5月15日 8時) (レス) id: f807f5b3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2021年4月20日 13時
