あの殺人鬼は教授の妹らしいです…………は？【wrwrd、軍パロ】

やっぱりそうなる？？ ページ6

よし。行こう。
決意を固め、門番？？的な人の所へ向かう。


『あ、あの』

「なんだ」

『ここに、エーミールさんっていう人いますか？』

「エーミール様に何の用だ」


睨まれる。怖くないけど。
門番(仮)の人に怪しまれているらしい。まぁ、そりゃそうか。
それでも私は揺るがない。


『エーミールさんに伝えて下さい。Aが来たって。』

「何を言っているんだ。何処の奴かもわからないやつの話を聞くわけがないだろう！」

『…………伝えるだけ伝えて下さい。それでエーミールさんが動かなかったら、私に拷.問でも何でもすればいいです。』


さっと門番(仮)の人の顔が青ざめた。拷.問という言葉に反応したんだろう。
聞き慣れない単語だったんだろうか。やってしまった気がする。


「とりあえず、伝えて来るがそこにいろよ」

『はい。』


とびっきりの笑顔で送ってやった。これでお兄ちゃんが来るかどうかだな。









10分位たっただろうか。
やっぱり、来ないんかな。忘れられたんかな。
悲しくなってきて、うずくまってしまった。


？「A？」

『……………お兄ちゃん、』

em「Aｯ！？なんでいるんや！？」


懐かしい、お兄ちゃんの声だ。
優しくて、私が辛いことがあったときに慰めてくれたあのお兄ちゃんだ。
そう考えると涙が出て、嗚咽を洩らしながら泣いてしまった。


em「どうしたんや！？」

『お兄ちゃんｯ、ｸﾞｽｯ寂しかｯた……ﾋｸﾞｯ……』

em「A……………ごめんな。一人にして。俺も会いたかった。」

『お兄ちゃんｯ……………もう一人にせんといて…………』


昔からの気持ちが溢れてどうしようもない。


em「うん。わかっとる。とりあえず俺の部屋いこか？」

『おん…………あｯれ？立てへんｯ？』

em「腰抜けた？おんぶするわ。ほら」

『えへへ、ありがと』


お兄ちゃんの背中は暖かかった。安心したからかそのまま目を閉じてしまった。
そして眠りについた。

起床ｯ！！→←は、嘘やん…………

ラッキー実況者

ワイテルズ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す