青春マイスター【及川徹】

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及「ちょ、っとまっつん！？何言ってんの！？！？」



何を言うのかと思いきや、まさかのまっつんがとんでもない爆弾発言をした。

ちょっとそれはないんじゃない！？この場でこんなこと言う！？

ほら、Aちゃん困ってるじゃん。

てかなんて返すんだし。めっちゃ気まずくないか、この返答！





『えー、及川はない。花巻のがまだいい』


花「まだ、って何だよ。
…………ま、そういうこった。残念だな、及川」


及「……………………」








___________ちょ……っと。
なにこれ凄いショックなんですけど……。

え？俺はだめなのにマッキーはいいの？
え？なんで？なんで俺じゃないの。どうして？

確かにマッキーも結構かっこいいけどえ？俺イケメンって言われてるのに俺はマッキーでマッキーは俺で、：♪↑…←＊＞‼…]←♪「！…♪‼「？、]：☆…………





岩「おいクソ川！意味不明なこと言ってんじゃねえ」


及「いっっった！ちょっと岩ちゃんこの状況で蹴るとか鬼！鬼岩ちゃん！」


岩「うっっっせえ！喧しいわ！！」



俺が岩ちゃんにしばかれてる間に、片やとんでもない会話が聞こえてくる。



花「なぁA、そんなら俺と付き合う？」


『バカ、そういうことじゃないよ』


及「ダメ！！ぜっっったいダ！メ！」


松「なんでお前が答えてんだ」


及「そんなの俺が絶対許さないからね！！」


花「なんで？A、さっき俺がいいっつったじゃん」


『捏造しないで。花巻のがまだマシだ、って話でしょ』


花「あーそう？まぁ、また気が変わったらいつでもおいでなさいよ」



ざーんねん、なんて言って面白そうに笑うマッキー。なにその余裕の表情？俺はいつでもおっけーよ、みたいな顔しちゃってさ。

元からマッキーとAちゃんは仲良いみたいだし、こんなの嫉妬するじゃん。

焦りと、戸惑いと、不安。
少しはAちゃんに近付けたと思ってたのに、やっぱり俺じゃだめなのかな。





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