後ろのストーカー。 ［第1幕］

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廉「先輩っ、先輩っ、好きっ、好きっ……！」


『廉くん落ち着いて…！』









廉くんは、私を見ていない。

私のことを分かっていない。







『ごめんね…？私には、紫耀がっ…』





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廉くんの唇が、



廉「先輩、俺と付き合ってよ？」






私の唇と重なった。





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『廉、くんっ…今…えっ？えっ…？』


廉「先輩が、好きなんや…どうしようもなく好きなんや…」





でも、私は廉くんと一緒にはなれない。

絶対に。








『ごめん…っ』









涙を流しながら、廉くんから離れて

私は、屋上から去った。









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廉「…俺が一番愛してるのに…っ」









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廉くんが涙を流して、

紫耀を恨んでたことなんて知らずに。








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