後ろのストーカー。 ［第1幕］

後ろ。15 ページ15

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廉「 僕のこと 、わかります ？ 」


『 紫耀の後輩の 、廉くんだよね ... ？ 』


廉「 覚えててくれたんっすね ！ 」






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なぜ 、電話を遮ったのか 、

私にはわからない 。



そして 、一番わからないのは 、







廉「 先輩 学校まで一緒に行きません ？ 」




廉くんがどこから現れたのか 。


後ろに気配も 、足音も感じなかったのに 、


どうやって 、私に近づいて 、


どうやって 、話しかけたの ... ？







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『 今日 、寒いね 。 』


廉「 ほんまですねー。 先輩 、足寒くないんですか ？ スカート短いやろ ？ 」


『 足は寒くないよ 。 』




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廉くんは 、安全じゃない 。


それは分かる 。


でも 、わからないのは 、





廉「 紫耀先輩が 、好きになるのも分かりますわ 」





私に対しての気持ち 。









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