俺の国に来た観光客【d！】 (ページ23)

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A side

ショッピ君が我々国に帰って、およそ1週間

ブリオ国は我々国から宣戦布告を受けたらしい

で？何故か俺は王に呼び出されたよこの野郎←
そしてなぜおとーとも居るんでしょうかねぇ

『……お呼びでしょうか、ストリンジェンド様』

スト「お前、我々国のスパイをそのまま放置しておいたのか？」

『……なんの事でございましょう』

スト「惚けるな！！ここ数年セキュリティを厳重にしてきた我が国が、他国から宣戦布告されるなど可笑しいのだ！！」

まぁそりゃあ俺がスパイやら始末して頑張ったお陰ですからねぇ？
まぁ確かにショッピ君に情報は流してたけどさ？
そこのう○こ2人の言うこと聞くよりショッピ君と和気あいあいとしてた方がいいじゃん？

『それは……我が国の面子を潰してしまい申し訳ありません』

要件が終わったのならこれで、とくるりと後ろを向くと、なんか後ろから怒鳴り声が聞こえてきた。こわーい

まぁんで開戦日ね、キタコレはっや←

当然相手はウチの戦力知ってる訳だから圧倒的にこっちが不利な訳よ
ドルチェは城の外で待機させてる
そのうち城にこわいひとが来ちゃうからね

双眼鏡を覗くと、戦場の様子が見える
あれ？彼処に見えてんのショッピ君じゃない？
前線で戦ってるんだね、凄いなぁ
てか武器が！バール！！ハァア⤴︎←

むりだぁ！GMODかくれんぼを思い出しちゃう！
……ん？しかも？隣で剣を振り回してショッピ君にどつかれてるのが？
コネシマ先輩じゃないのぉ！？

てか1人で推しを見て舞い上がってたら上から気配したわ
ナイフの音がしたから左に飛んで銃と剣を構えながら向き直ると、見えたのは緑のパーカー

待って！？！？

ゾムさん！？

ファンです！！サインください！！

てか今ファンサくれたよね！？攻撃という名のファンサを！！

zm「ﾋﾋｯ！お前…おもろいやんけぇ…」

ｸﾞｵｯ……ゾムさんの引き笑いぃぃ……
はっ！？いかんいかん、一応推しと言っても戦闘中だぁ…気を引き締めなければ

『そうですねぇ……』

ダメだゾムさんに会えた嬉しさで無愛想にしか返せへん……！

zm「……来おへんのか？じゃあこっちから行くで！！」

うわぁぁ来たあ！！←
かっこいいいいいい！

気付いたら目の前にナイフが迫ってきていて、反射的にナイフをバク転の要領で足で弾き返した
その後もゾムさんの猛攻を一生懸命避けていく

zm「オイ避けてばっかじゃ何もならんで？」

いやだって推しを傷付けたくないやん！？