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17- 上がれば止める ページ24

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「んん…」

「七海さん!おざす!」

「おはよう影山くん…」

「…?どうしたんすか?」



暑い夏の日、朝から練習に励もうと早くから体育館に集まる烏野高校排球部。

そんなやる気に満ち溢れた空間の中に、私は1人どんよりした雰囲気を漂わせていた。

それは鈍感な影山くんにも伝わったらしい。



「いや…別に」

「なんすか、教えてください」

「たいしたことじゃないから」

「気になるじゃないすか」



「七海と影山おはよー、お?七海髪切った?」



私と影山くんの肩に手を置きながら爽やかに登場したのはスガ。

挨拶の次に私の変化に気づいた彼に、「そうなの」とため息をつきながら答える。



「なんだよ、暗いな今日」

「いや…切りすぎたよね、絶対」



そう。私は昨日の夜からずっとこれで悩んでいる。

昨日の部活が終わった後、知り合いの美容師さんが部活で時間のない私のため、わざわざ営業終わりに店を開けてくれて切ってくれた髪の毛。

長さはそんなに変えず、整えるだけとお願いしていたはずなのに、思ったよりも切られてしまった。



「えー?いいじゃん、七海そんくらいでも似合うよ」

「………私スガと結婚しようかな…」

「!?」

「はははやめとけ、影山がおもしろい顔してんべ」



ついぽそっと呟いた言葉に過剰反応する影山くん。

「七海さん、お、俺は」と動揺を隠せていない影山くんの腕を何も言わずただ笑いながらペシっと軽く叩く。

それでもハテナを浮かべる影山くんに、「冗談に決まってるだろ」とスガが言っている時、朝練にやってきた大地が「おはよう」と割り込んできた。

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a - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/cow0415cow7/ (2020年12月26日 19時) (レス) id: fe7afc1fef (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 読むの本当楽しいです!!ニヤニヤが止まらないのでリビングで家族が居る中読むのには向いてないですね笑笑 (2020年12月25日 16時) (レス) id: 14de8ea307 (このIDを非表示/違反報告)
西川あや(プロフ) - 終始きゅんとニヤニヤが止まりません!2人が付き合うの楽しみにしてます! (2020年12月24日 17時) (レス) id: be0c2f3b60 (このIDを非表示/違反報告)
ki39_nipi(プロフ) - すきっす!!(( (2020年12月20日 6時) (レス) id: d17731a628 (このIDを非表示/違反報告)
ペネロペ - ヤバい…ずっとニヤニヤしてました…影山かわいすぎません?更新頑張ってください! (2020年12月7日 23時) (レス) id: 41f8f60883 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずかわ | 作成日時:2020年12月1日 13時

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