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それから3日ほどが経った。
普段通り部活中はマネージャーの業務に励んでいると、どこかから「七海ー！！」と叫ばれる。
「危ない！！！」
それがコートの中の大地の声だったことに気づいた時にはもう遅く、凄い勢いで飛んできたバレーボールがバコン！！と私の頭に直撃する。
「七海さん！！！」
意識が遠のく中、最後に視界に入ったのは必死に私の名前を呼ぶ影山くんの姿だった。
☆☆☆
「…ん、」
「あっA先輩！！起きました！？」
「え、私…」
「うああん良かったです〜〜！！！」
ふと目を開ければ白い天井が目一杯に映る。
まだぼーっとする頭を整理しながら、そこが保健室だということに気づく。そして横を見れば滝のような涙を流しているやっちゃん。
「ボールが頭に直撃して倒れちゃって！そのまま死んじゃうかと思いましだああああ」
「泣かないでやっちゃん、生きてるよ」
そうか、私ボール直撃したのか。
確かに頭ぐわんぐわんするような。
いまだ覚醒しない脳内を整理しようとぐるぐるさせていると、バン！！とすごい音がして保健室の扉が開いた。
「七海さん！！」
「っびっくりしたぁ…」
息を切らしながら駆けつけてきたのは影山くん。
驚く私を見るや否や、「起きたんすね」とゆっくり近寄ってくる。
「すんません。俺がよく見てれば…」
「え、いやいや影山くんのせいじゃないし」
「いや、あのとき俺は休憩中だったんで。いつもみたいに七海さんのそばにいたら、守れたんすけど」
いつもみたいに…。
くっと悔しそうな顔をする影山くんに、思わず投げかけてしまう質問。
「…なんで最近、こなくなったの？」
私の言葉に目を見開いた影山くんは、目を泳がせながら「いや、」と重々しく口を開いた。
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a - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/cow0415cow7/ (2020年12月26日 19時) (
レス) id: fe7afc1fef (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 読むの本当楽しいです！！ニヤニヤが止まらないのでリビングで家族が居る中読むのには向いてないですね笑笑 (2020年12月25日 16時) (レス) id: 14de8ea307 (このIDを非表示/違反報告)
西川あや(プロフ) - 終始きゅんとニヤニヤが止まりません！2人が付き合うの楽しみにしてます！ (2020年12月24日 17時) (レス) id: be0c2f3b60 (このIDを非表示/違反報告)
ki39_nipi(プロフ) - すきっす！！(( (2020年12月20日 6時) (レス) id: d17731a628 (このIDを非表示/違反報告)
ペネロペ - ヤバい…ずっとニヤニヤしてました…影山かわいすぎません？更新頑張ってください！ (2020年12月7日 23時) (レス) id: 41f8f60883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずかわ | 作成日時：2020年12月1日 13時
